隠れ場所 ページ44
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公園を突っ切るように歩き出すミョンス
私はオロオロしながらも
ミョンスの後をくっ付いて行く
MS「あそこの脇に階段あるでしょ?」
ミョンスが指差した方には
確かに階段があった
だけど街灯が当たっておらず
夜では全然気が付かない
昼間でもあんな小さい階段を
気が付く人なのいるのだろうか?
それ位にひっそりとしていた
MS「昨日、1人でここら辺ウロウロしてたんだwwそしたらたまたま見つけて…」
ミョンスが1人で夜
この公園内をウロウロしている姿が
全然想像出来なくて
私は何だか少しだけ可笑しかった
階段を降り切る直前で
再びミョンスが立ち止まる
あと少しでミョンスの背中に激突する直前で
私は何とか踏みとどまった
MS「目、閉じて?」
A「え?」
MS「ここからは…目を閉じて俺の手を掴んで欲しいんだよね?」
そう言ってミョンスは
ゆっくりとポッケから手を出して来た
MS「ちゃんと温めたから冷たくないよww」
差し出された手を私はジッと見つめる
手を握るなんて…
そ、そんな事…出来るはずがない;
しかも目を閉じて歩くなんて…
こ、怖過ぎる…;
色々考え込んでいると不安が募って
その場で直立不動になる私
MS「A?」
名前を呼ばれて我に帰る
嫌だと言ったらミョンスは傷付くだろうか?
かと言って…この手を握るなんて…
わ、私には…あまりにもレベルが高過ぎる…
ギュッ…
MS「目、閉じて?大丈夫…何もしないからww」
いきなり手を握られた
ミョンスの手は本当に温かかった
それでいて大きくて包み込むように握られる
男の人の手って大きい…
握られた瞬間に1番にそんな事を感じた
あれ…?
私、手を握られてるのに…
パニックにならない…
全然、苦しくもならない…
MS「目、閉じて?」
ミョンスに催促されるように言われて
私は素直に目を閉じた
そしてミョンスの案内の元
少しだけ歩かされた
歩いている時も手は握られたまま
だけど嫌な感じなんか微塵も感じなかった
MS「目を開けていいよww」
ミョンスの言葉にゆっくり目を開けると
目の前には壮大な夜景が広がっていた
あまりにも綺麗な夜景に言葉を失い
私はしばらくその夜景に見入ってしまった
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Tomo(プロフ) - あ…(*´д`)ドキドキが止まらない。 (2016年2月10日 9時) (レス) id: c57dfa65b2 (このIDを非表示/違反報告)
クンミン(プロフ) - こーいうのいいなぁ〜もうこっちまでドキドキ、ジットリですよ(//∇//) (2016年2月6日 21時) (レス) id: 266557d860 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - クンミンさん» 米ありがとうございます!!ミョンスで果たして変わってくれるのか!!笑 今後の展開に期待して下さい!! (2016年1月31日 16時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
クンミン(プロフ) - とーってもいい感じじゃないですか?ミョンちゃんによって変わっていける気がしてきました(^^) (2016年1月30日 23時) (レス) id: 266557d860 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - 椿さん» 米ありがとうございます!勿論ソンギュも良い感じで登場しますよ!私も同じくソンギュペンなので笑 と言ってもホヤ寄りのホギュペンです! (2016年1月30日 11時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nono | 作成日時:2016年1月24日 22時