変な緊張感 ページ41
・
モジモジしながら現れたA
俺は思わず食い入るように見つめてしまう
何も言わない俺を気にしてか
Aは視線を泳がせる
はな「デートなんでしょ?」
MS「え?」
A「ちょっ!!はなさん!!」
側にいたはなさんと言う女性
初めて会った時に
俺に色々とAの事を教えてくれた人
はな「あれ?違うの?デートだと思って頑張ったのに…」
はなさんは少し残念そうな顔をする
頑張った…?
はなさんの視線はAに向けられてて
化粧も髪の毛もセットされたAを見て
ようやく意味を理解出来た
MS「はい、デートですww」
A「えッ…」
デートと言うとAは
少しだけ頬を赤らめて驚く
そんなAを横目に俺は店頭に並ぶ
たくさんのパンを見つめる
本当はここでAの姿を
絶賛してあげたい所だけど…
はなさんいるし…
後で言えばいいかな…;
そんな事を考えながらパンを選び
ゆっくりとレジに向かう
はな「感想なし?」
MS「え?」
はな「あれ見て何も言わないの?」
指差す方向にはお店の前で
箒を持って掃き掃除をするAの姿
MS「あぁ…いいと思います」
はな「それだけ?」
MS「色々と思う事はありますけど…一気に本人に伝えても信じてくれないような気がしてww」
はな「あぁ…確かに…」
MS「だから後で言います^^」
お会計を済ませてパンの入った袋を受け取る
お店を出るとAが俺に気が付いて
少しだけ距離を取って箒を握る
MS「また後で来るよ^^」
A「あ、はい…;」
MS「あんまり働き過ぎると化粧落ちちゃうから気を付けてね?」
それだけ言ってその場から離れた
少しの会話だったのに
心臓がすごいドキドキ鳴ってて
何故だか緊張して声が震えるのを押さえていた
まるで別人…
かと言って化粧だってそこまで厚くないし
髪の毛だって派手な訳ではない
Aの本来の素材の良さが全面に出てて
自分に自信のないAだからこそ
あーやって俯きながら歩いたり
前髪で顔を隠すようになったんだと推測する
・
266人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Tomo(プロフ) - あ…(*´д`)ドキドキが止まらない。 (2016年2月10日 9時) (レス) id: c57dfa65b2 (このIDを非表示/違反報告)
クンミン(プロフ) - こーいうのいいなぁ〜もうこっちまでドキドキ、ジットリですよ(//∇//) (2016年2月6日 21時) (レス) id: 266557d860 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - クンミンさん» 米ありがとうございます!!ミョンスで果たして変わってくれるのか!!笑 今後の展開に期待して下さい!! (2016年1月31日 16時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
クンミン(プロフ) - とーってもいい感じじゃないですか?ミョンちゃんによって変わっていける気がしてきました(^^) (2016年1月30日 23時) (レス) id: 266557d860 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - 椿さん» 米ありがとうございます!勿論ソンギュも良い感じで登場しますよ!私も同じくソンギュペンなので笑 と言ってもホヤ寄りのホギュペンです! (2016年1月30日 11時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Nono | 作成日時:2016年1月24日 22時