- Love Time 01 -

人間の性 ページ5

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ゴンッ！！



MS『痛ッ！！いきなり何？！』




SK『ボーッとすんな』




MS『ボーッとしてないし！！』




SK『こんな腑抜けな顔してたぞ』




そう言いながらソンギュは

明らかに悪意のある変な顔をして来た

ラジオ収録の待機中

ずっとあの彼女の事を考えていた




普通の人とどこか違う

そんな違和感を感じた

その違和感は何だろう？

なんでそう感じたんだろう？




SK『…』




MS『な、何；』




隣に座るソンギュは

俺の顔をジーッと見つめて来た

その目は何だか全てを見透かしてるような

そんな雰囲気さえ感じさせた




SK『何、考えてんだよ』




MS『何って何が？』




SK『上の空だぞ？』




MS『疲れてるんだよww』




そう言ってはぐらかして見たものの

あまり納得していないソンギュ

いつだってメンバーの事を気にするソンギュ

黙っていたってバレてしまう




かと言ってこんな話ししても

どうせ、からかわれて終わりだしなww

人の恋路をからかって楽しむのが

ヒョンの良い所であり悪い所ww

きちんと話しを聞いて答えてくれるのに

最後には小馬鹿にしたような言葉を発する




その余計な一言が無ければ

なんでも話しをするのに…ww

…っと言ってもヒョンもヒョンで

ソロ活動やらで忙しいのは知ってるから

あまり余計な事で気を使わせたくないのが本音




不思議な子がいた




ただそれだけの事

そして欲を言うなら

もう一度、会って少し話しでもしたい

パン屋の女性が言いかけた

ー 臆病 ー と言う言葉の意味を知りたかった

他人の分際で人の事情に踏み込むのは

失礼な事だとわかっていても

気になって知りたくなってしまうのが

人間の性なのではないだろうか？



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