怪しい男性 ページ4
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A「あれ…ない…」
夕飯を食べてシャワーを浴びようと
ソファーに置いた鞄を手にした時に
偶然にも鞄の口が開いていて
いつもカードケースを入れているポケットに
カードケースがない事に気が付いた
慌てて鞄の中を全て出して
再度、細かくチェックしたけれど
やはりカードケースはなかった
A「どっかに…落とした…?」
辺りを意味もなくキョロキョロと見つめる
あの中には免許証や保険証…
他にも大事なカードがたくさん入ってるのに…
〜♪
そんな焦りまくっている時に
はなさんから電話が掛かって来た
A「もしもし?はなさん?」
はな「ん?どうしたの?」
用事があって電話を掛けて来たのだろうに
私は焦る気持ちが先走り
はなさんの要件を聞く前に自分の話しをし出した
A「実は…カードケース…落としちゃって…;」
はな「あぁ…!!その事で電話をしたのよ?」
A「え?」
はなさんの言葉に
焦っていた気持ちがスッと落ち着くのを感じた
はな「実はね?お店の前でAのカードケース拾ってくれた人がいたの」
A「えッ…本当ですか?」
はな「会わなかった?」
A「いや…」
はな「サングラスにマスク付けた背の高い男性よ?」
A「あッ…」
はなさんの言葉に私は帰り間際に会った
かなり怪しい男性の事を思い出した
はな「私が今持ってるから明日来たら渡すね?」
A「あ、ありがとうございます;」
はな「お礼ならその男性にって言いたい所だけど…もう会えないかww」
― ?「あの…?」
あの時、声を掛けてくれたのは
もしかしてカードケースを渡そうとして?
それなのに…
私、なんて失礼な態度を…;
反省しても遅いのに頭を抱えるしかない私
でも無事に見つかった事が何より嬉しかった
はなさんとの電話を終えて
すぐにベッドに横になった
あの時の男性を思い出して
なんであんな怪しい格好をしていたんだろう?
…っと些細な事を気にしてみる
どこかで会えたらお礼が言いたい
だけど…私はきちんと言えるだろうか?
会えるかわからない事に対して
変な不安が募って私は布団をギュッと強く握った
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Tomo(プロフ) - あ…(*´д`)ドキドキが止まらない。 (2016年2月10日 9時) (レス) id: c57dfa65b2 (このIDを非表示/違反報告)
クンミン(プロフ) - こーいうのいいなぁ〜もうこっちまでドキドキ、ジットリですよ(//∇//) (2016年2月6日 21時) (レス) id: 266557d860 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - クンミンさん» 米ありがとうございます!!ミョンスで果たして変わってくれるのか!!笑 今後の展開に期待して下さい!! (2016年1月31日 16時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
クンミン(プロフ) - とーってもいい感じじゃないですか?ミョンちゃんによって変わっていける気がしてきました(^^) (2016年1月30日 23時) (レス) id: 266557d860 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - 椿さん» 米ありがとうございます!勿論ソンギュも良い感じで登場しますよ!私も同じくソンギュペンなので笑 と言ってもホヤ寄りのホギュペンです! (2016年1月30日 11時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nono | 作成日時:2016年1月24日 22時