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変な人 ページ15





ミョンスのいきなりな発言に

心臓が止まりそうな程に

言葉を失ったけど

ミョンスに急かされるまま

私は自宅へと歩き出すのだが…




後ろにミョンスがいるとわかると

何だか歩き方変じゃない?

きちんと歩けてる?

フラフラしていない?

…と色んな事が気になってしまう




左程、遠くないのに後ろにいるってだけで

なんだか家までの帰路がすごく長く感じる

そもそもミョンスがお礼に自分のわがままと言ってたけど…

こんなのがお礼の内に入るのだろうか?

寧ろ失礼に値すると思うのだけど…;




家に着いて私は立ち止まる




A「あ、あの…;」




ミョンスの方に体を向き直すも

視線は少し外した所へ…




MS「ここ?」




小さく頷く




MS「遅くまで付き合わせて悪かったね?おやすみ」





A「…あッ」




何か言わなきゃと顔を上げた時には

ミョンスは軽く手を上げて歩き出していた

「ありがとう」すら言えなかった

人として当たり前の事が出来ない虚しさに

胸が苦しくなって思わず胸に手を当てた




なんでミョンスさんは私に声を掛けてくれたんだろう…?

人見知りってなんで知ってるんだろう…?

はなさんから聞いたのかな?

それにしても…

なんで私なんだろう…?




小さくなるミョンスの後ろ姿を見つめていると

いきなりミョンスが振り返るから

私は慌てて建物の中に逃げ込んだ




部屋に戻り足早にリビングに行き

鞄の中から薬を取り出して

キッチンで水を汲み数個を一気に飲み込んだ




A「…はぁ」




何かある度に不安定になって

こうやって薬を服用しなければいけない自分が

本当に惨めで…

こんな自分に優しくしてくれるはなさんやはなさんのご両親に

甘えたばかりで…何も返せていない…

はなさんは気にしなくてもいいと毎回言うけれど…

そんなの良い訳ない…




頭ではわかっていて

行動しようと思うのに

体が拒否反応を起こす

もう一人の自分と戦っている感覚




ミョンスも人見知りだと言った

だけど仕事のおかげで少しはマシになったと言った

私も逃げずに向き合えば…

もしかしたらミョンスのように変われるのだろうか…?



拙い手紙→←不思議な感覚



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設定タグ:INFINITE , 東方神起 , 二次創作   
作品ジャンル:タレント
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Tomo(プロフ) - あ…(*´д`)ドキドキが止まらない。 (2016年2月10日 9時) (レス) id: c57dfa65b2 (このIDを非表示/違反報告)
クンミン(プロフ) - こーいうのいいなぁ〜もうこっちまでドキドキ、ジットリですよ(//∇//) (2016年2月6日 21時) (レス) id: 266557d860 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - クンミンさん» 米ありがとうございます!!ミョンスで果たして変わってくれるのか!!笑 今後の展開に期待して下さい!! (2016年1月31日 16時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
クンミン(プロフ) - とーってもいい感じじゃないですか?ミョンちゃんによって変わっていける気がしてきました(^^) (2016年1月30日 23時) (レス) id: 266557d860 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - 椿さん» 米ありがとうございます!勿論ソンギュも良い感じで登場しますよ!私も同じくソンギュペンなので笑 と言ってもホヤ寄りのホギュペンです! (2016年1月30日 11時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nono | 作成日時:2016年1月24日 22時

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