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3:元彼 ページ28

***




ジェジュンの話しによると…

会社のお得意様が偉くジェジュンを気に入り

そこの社長令嬢もジェジュンの事を気に入ったそうで

お得意様の令嬢とお付き合いをして結婚まで持ち込むと

かなりジェジュン側の会社は有利になるらしい

つまり…ジェジュンは政略結婚を申し込まれたとの事




A「なんだか…ドラマのようなお話しだね」



JJ「まぁね…;」



A「ジェジュンはそれでいいの?」



JJ「え?」



A「ジェジュンは…会社の言いなりでいいの?」



JJ「それは…出世もしたいし…」




そう言いながらだけど内心は嫌そうな感じで

言葉を濁しながらグラスに入っていたワインを一口飲む

そんなジェジュンを見ながら

大人になったジェジュンを見て私は時の流れの速さを痛感する




JJ「そっちは?」



A「え?私?」



JJ「うん、彼氏は?あ、もしかして結婚してry」



A「してないwwジェジュンと別れた後ずっと一人ww」



JJ「え…なんで?」



A「なんでだろ?恋愛なんかどうでも良いって思っちゃったのかな?」



JJ「…」



A「結婚だけが幸せじゃないし…求めている内は良い出会いもないと思ってるから!!でもバイト先の先輩はね?そんな事言ってたら気が付いたら一人だぞって脅してくる!!」




料理を口に運びながら笑って話しているのに

聞いてるジェジュンは何だか顔色が悪かった

私は自分とジェジュンのテンションの差に一気に真顔になる




A「どうした?」



JJ「いや…Aは変わらないなって…なんかしみじみしてたww」



A「…」




無理して笑うジェジュンの顔が

あまりにも見ていて心苦しくなった

きっと相当無理してるんだなって思った




A「ジェジュン?」



JJ「…?」



A「無理しなくていいから」



JJ「…ッ!!」



A「5年振りとは言えども…ジェジュンとは長い付き合いなんだからそれ位わかるよ」



JJ「…ははッwwありがと」




ジェジュンの顔に生気が戻った瞬間

私はホッと胸を撫で下ろした




A「今日はありがとう!!奢ってもらって悪いね;」



JJ「ううん、久し振りに話せてよかった」



A「うん、じゃ!!」




手を挙げてジェジュンを背にした瞬間

「A!!」と名前を呼ばれて振り返る

小走り走って来たジェジュンは私に名刺を差し出した

そこにはジェジュンの名前と電話番号が書かれていた




***

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設定タグ:ジェジュン , JYJ , 二次創作   
作品ジャンル:タレント
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作者名:Nono | 作成日時:2016年1月14日 18時

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