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ー YGside ー
友人達の話しを聞いて
Aの事を少しだけ知る
だからと言って
別に俺には関係ないし
金さえ貰えればどうだっていい
その家庭の事情なんか
本当に興味はなかったんだけど…
YG「…？」
ポッケに入れていた携帯が鳴り
画面を見るとAの母親からだった
そういえば…
連絡先を教えたんだった、
何だろッ…
YG「悪ぃ…ちょっと電話」
席を立って人気の少ない所で
鳴り止まない電話に出た
YG「はい、もしもし？」
《ユンギ先生！Aが帰って来ないんです！》
あぁ…でしょうね、
腕時計の時間を見ると
21時を過ぎていて
母親の電話からのテンパり具合を見ると
相当焦ってんだなってわかった、
YG「落ち着いて下さい、連絡はしました？」
《それが何度電話を掛けても繋がらなくて…》
YG「娘さんが行きそうな所とか探されました？」
《Aの行きそうな所なんて検討が付かなくて…警察に連絡しようか悩んでて…》
俺に電話するより
そっちのが手っ取り早いと思うけど
あの娘の様子からして
警察なんか呼んで探されても
火に油を注ぐだけなような気がすんな…
YG「あぁ…俺、今出先でこれから帰るんで探してみますよ」
なんでこんな厄介事を引き受けてんだか…
YG「悪い、俺先に帰るわ」
「は？なんだよ！いきなりッ」
YG「ちょっと野暮用」
それだけ行って駅前や若者の集まりそうな所とか
色々と歩き回って探して見たけど
俺もパッとしか見てないから
あんまり顔覚えてねぇーんだよな…
途中で雨が降って来て
仕方なくコンビニに寄って
ビニール傘を買った
30分位、探したけど…
全く見つかる気配もないので
俺は諦めて自宅に戻ろうとしたら
閉店したお店の前に
蹲っている人影を見つけた
YG「…まさかなッ」
それとなく通りがけに
チラッと見ると
びしょ濡れの制服を着た
あの娘を発見した
YG「おい、」
A「ッ！！」
声を掛けると
肩をビクッとさせて
ゆっくり顔を上げて
俺を見つめるA
YG「こんな所で何してんだよ、」
突っ立ったまま
Aをジッと見下ろす
目が赤い…
泣いたのか？
・
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ELLEN(プロフ) - やばい何回読んでも最後、感動しちゃいます！ (2020年4月16日 3時) (
レス) id: a89f62ee0c (このIDを非表示/違反報告)
夢麗(プロフ) - さ最初か最後までドキドキハラハラキュンキュンでした!!!!もうにやけすぎて姉に気持ち悪いって言われちゃいましたww素敵な作品ありがとうござい！ま!!!! (2018年6月9日 23時) (レス) id: ae66d00fd3 (このIDを非表示/違反報告)
salt - とてもドキドキさせてもらいました！家庭教師がユンギさんとか心臓が止まります多分← 素敵な作品ありがとうございました！更にユンギへの愛が強くなった気がします（笑） (2018年5月12日 1時) (レス) id: 41ecae14da (このIDを非表示/違反報告)
パク・モモ@モモはソクジン病 - 設定が最高すぎます！！！笑 先生と生徒っていいですよね… ( このお話を見て、キュンキュンしすぎて吐きそうになりました←←ぇ 私もその動画見たことあります！あの動画は…ヤバイです…(語彙力) (2017年11月18日 21時) (レス) id: 2612f635ae (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - とっても面白かったです！！ (2017年7月31日 21時) (レス) id: afa475daf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nono
| 作成日時：2017年3月15日 22時
