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ー YGside ー
コンコンッ
A「…はい、」
YG「俺ッ、」
部屋のドアをノックすると
奥からAの声がして
返事をするとドアはゆっくり開いた
A「…どうも、」
YG「おう、」
部屋着姿のAは
何だか少し疲れてるようにも見えた
部屋の中に入ると
女子の部屋って感じがした
A「荷物適当に置いて下さい」
YG「ん、」
それだけ言うとAは
すぐに机に座ってテキストを開く
俺はベッド脇に鞄と脱いだ上着を置いた
YG「わかんねー所ある？」
A「今の所はないです、」
YG「あ、そう…」
椅子の背もたれに手を付いて
後ろから覗き込むように
Aの手元を見つめる
YG「懐かしいテキストだな…」
A「…そうですか、」
YG「…」
なんか昨日に比べて
覇気がない気がした
返事も淡々としてるし
あんまり俺の顔見て来ないし
家だとこんな感じなのか？
YG「俺、何したらいい訳？」
A「特に今はないです、」
YG「なんかねぇの？」
A「ないです、」
YG「いや俺は別にいいんだけど…何かしねぇと金貰ってるからさッ」
A「勝手に親が決めた事ですもん…私は家庭教師なんかなくたって自分で出来ますし」
YG「…」
A「別にお金くれるって言うんだから黙って貰えばいいんじゃないんですか？」
話しをしながら
テキストをどんどん解いていくA
YG「そこ、間違ってる」
A「え、」
YG「公式の使い方が違う」
A「…」
YG「…ッ笑」
指摘すると黙って消しゴムで消して
再度、やり直すA
なんだかんだ俺に助けられてんじゃん笑
YG「それ違う」
A「…ッ、」
YG「答えが一桁な訳ねぇよ」
A「…そっか、」
さっきまで棘のあった返事も
少しだけ柔らかくなったし
問題を解いた後に
少し間を置いて俺の確認待ちをするA
なんだかんだ言って
俺を自然と頼ってる辺り
素直じゃねーけど可愛い所あんなって
ちょっとだけ思ってしまった
YG「お前、休憩とかしねぇの？」
A「時間が勿体無いんで…」
YG「そんな今詰めても頭に入んねーよ」
ベッドサイドに座ってた俺は
腕を伸ばしてAの手からペンを取り上げた
・
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ELLEN(プロフ) - やばい何回読んでも最後、感動しちゃいます！ (2020年4月16日 3時) (
レス) id: a89f62ee0c (このIDを非表示/違反報告)
夢麗(プロフ) - さ最初か最後までドキドキハラハラキュンキュンでした!!!!もうにやけすぎて姉に気持ち悪いって言われちゃいましたww素敵な作品ありがとうござい！ま!!!! (2018年6月9日 23時) (レス) id: ae66d00fd3 (このIDを非表示/違反報告)
salt - とてもドキドキさせてもらいました！家庭教師がユンギさんとか心臓が止まります多分← 素敵な作品ありがとうございました！更にユンギへの愛が強くなった気がします（笑） (2018年5月12日 1時) (レス) id: 41ecae14da (このIDを非表示/違反報告)
パク・モモ@モモはソクジン病 - 設定が最高すぎます！！！笑 先生と生徒っていいですよね… ( このお話を見て、キュンキュンしすぎて吐きそうになりました←←ぇ 私もその動画見たことあります！あの動画は…ヤバイです…(語彙力) (2017年11月18日 21時) (レス) id: 2612f635ae (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - とっても面白かったです！！ (2017年7月31日 21時) (レス) id: afa475daf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nono
| 作成日時：2017年3月15日 22時
