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ジョングク先輩が現れるまでは
心が押し潰されそうになる位に
苦しくて自然と涙が出たのに
今はそんな事すら忘れて
ジョングク先輩との会話を楽しんでいた
『バス？』
「はい」
『バス停どこ？』
「あ、えっと…〇〇です」
『そっか』
バス停に着くと時刻表を見ながら
携帯で時間を確認するジョングク先輩
ジョングク先輩って
何を考えてるのかサッパリわからないけど
何だか今日はずっとジョングク先輩に
助けられた1日だったなって改めて思った
バスがやって来て
私の後に続いてジョングク先輩も乗る
1番後ろに座るとジョングク先輩は
私の前の席に座って耳にイヤホンを付けた
ゲームかな？って思ったら
ジャカジャカと音が聞こえて
大音量で音楽を聴き始めた
バスが動き出して
自分のバス停に着くまでの間
ジョングク先輩とは
一切、会話をしなかった
ジョングク先輩はどこのバス停で降りるのか？
そんな事も気にはなったけれど
音楽聴いてるし邪魔してまで聞く事でもない
「…あ、」
バス停に着いて席を立ち
降りる途中でジョングク先輩の肩を
トントンと叩くとうたた寝をしていた
ジョングク先輩はゆっくりと目を開けて
片耳のイヤホンを外した
「バス停着いたんで降りますね？」
『あ、そう』
「じゃ、さようなっ…」
挨拶をしようとしたら
何故かわからないけど
ジョングク先輩も立ち上がって
私よりも先にバスを降りた
え？ジョングク先輩も
同じバス停だったの？
不思議に思いながら
後を追ってバスを降りると
ジョングク先輩は『家どこ？』と言い出した
「…え？家って…私のですか？」
『そう』
「ここから歩いて10分位です」
『街灯ある？明るい？』
「…まぁ、比較的明るいです、けど…？」
『そっか』
「…？」
ポケットに手を入れたまま
辺りをキョロキョロしながら
謎な質問をしてくるジョングク先輩
『家帰らないの？』
「え？あ、帰ります！じゃあ…先輩も気を付けて帰って下さ…」
軽くお辞儀をして歩き出すと
何故かジョングク先輩も付いて来た
まさか…
「せ、先輩…？」
『ん？』
「先輩の家ってこっちじゃないですよね？」
『どうだろ？』
その返事でようやく気が付いた
もっと早く気が付けば良かったのに…
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Nono(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます泣 更新がんばります！！ (2018年10月12日 13時) (
レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新とても楽しみに待っております^^ (2018年10月12日 9時) (レス) id: 96ec3bb179 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - さっちゃんさん» コメントありがとうございます泣 生き甲斐とか…もう感謝しかないです！！更新の励みになります！！ (2018年10月8日 12時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - Nonoさ〜んヽ(；▽；)ノもう堪らんです〜(泣)ドキドキしてニヤニヤして変人がここに← 毎日毎日楽しみで楽しみで（ ; ; ）私の生き甲斐です！(大袈裟)もう大好きです〜〜！！(><) (2018年10月7日 23時) (レス) id: 77a52bcd61 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - ちむちむさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年9月27日 19時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nono
| 作成日時：2018年9月22日 0時
