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何故かジョングク先輩と並んで
廊下を歩くだけで周りからの視線が
いつもと違う気がした
いや完全に違う
なんかめちゃくちゃ目立ってる…
ジョングク先輩は
そんな私の気持ちはお構いなしに
ポケットに手を突っ込んだまま
遠くを見つめてスタスタと歩く
「…あ、」
教室に近付いた時
廊下に元彼と同じクラスの女子が
仲良さげに話しをしていた
思わず足が止まった
止まったと言うよりは固まった？
そこから動けなくて
心臓がバクバクと強く鳴った
『Aちゃん？』
ジョングク先輩が
後ろから覗き込むように
私の顔を見て来たけど
私は元彼から目が離せなかった
少しすると遠くにいた元彼が私に気が付き
側にいた女子に声を掛けると
そそくさと自分のクラスに戻って行った
『どうしたの？』
「あ、いえ…何でもないですっ」
『そ？じゃあ、俺教室戻るね』
「あ、ありがとうございました！」
『何もお礼言われる事はしてないよ』
そう言って私の頭をポンッと叩けば
クルッと背を向けて元来た道を戻って行った
学年が違う階なのに
わざわざジョングク先輩は
私を気遣って付いて来てくれた
何も言わずに付いて来てくれたけど
きっと気遣ってくれたんだと思う
リホ「ちょっと！A！あんたどこで何してたの！？」
「ご、ごめん…」
リホ「しかも！今一緒にいたのって学校イチのイケメンのジョングク先輩じゃない！？」
「そ、そうだね…」
教室に戻り席に着くと
待ってましたと言わんばかりに
友人のリホがやって来た
私は今までの経緯をリホに話した
リホは高校の入学式で声を掛けてくれてから
ずっと仲良くしている唯一の友人だ
リホ「え、元彼くん最低過ぎない？」
「うん、でも…私にも悪い部分はあったし…」
リホ「どこが悪いの！？そんなの人のペースがあるんだから出来ないもんは出来ないでしょーが！！」
リホはとても優しい
それでいてとても頼もしい
リホ「もうね！元彼くんの事なんか忘れてジョングク先輩に乗り換えた方が良いよ！見返してやれ！」
「え、ジョングク先輩とは単なる先輩後輩の関係であって…そういう関係じゃないけど？」
リホ「はぁ？！違うの！？」
「えぇ！！違うよ！！」
ジョングク先輩は恋愛対象じゃない
仮にそうだとしても叶わない恋だ
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Nono(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます泣 更新がんばります！！ (2018年10月12日 13時) (
レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新とても楽しみに待っております^^ (2018年10月12日 9時) (レス) id: 96ec3bb179 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - さっちゃんさん» コメントありがとうございます泣 生き甲斐とか…もう感謝しかないです！！更新の励みになります！！ (2018年10月8日 12時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - Nonoさ〜んヽ(；▽；)ノもう堪らんです〜(泣)ドキドキしてニヤニヤして変人がここに← 毎日毎日楽しみで楽しみで（ ; ; ）私の生き甲斐です！(大袈裟)もう大好きです〜〜！！(><) (2018年10月7日 23時) (レス) id: 77a52bcd61 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - ちむちむさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年9月27日 19時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nono
| 作成日時：2018年9月22日 0時
