33 ( jk ) ページ33
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Aの事を知りたいなって思った
Aの家庭事情を知って
更に側にいてやりたくなった
裕福で平凡に過ごして来た自分が
何だかちっぽけな人間に見えた
Aにはいつだって笑っていて欲しいし
幸せであって欲しい
それを俺は誰よりも近くで見たいって思った
気が付いた時にはもうAにハマってて
自分でも驚く程にAに執着してる
初めて付き合ったのが
元彼だって言う事にすら
嫉妬してる自分に驚きを隠せない
いつからこんなにハマったんだろ？
パッとしない冴えないキャラなのに
俺にはとても魅力的な女性に見える
「…先輩？」
『…』
「お、おはよう…ございますっ」
『……あぁ、おはよ』
肩を揺すられて
そっと目を開けたら
俺の顔を覗き込むAの顔が見えて
思わずドキッとした
『…今、何時？』
「あ、えと…もうすぐ7:30です。早く支度しないと学校に遅れちゃいますよ？」
『…具合は？熱計った？』
「…はい、いちおまだ…微熱はありますけどっ」
ムクッと起き上がると
目を擦ってまじまじとAの顔を見る
掌でAの額に手を当てると
まだ若干熱かった
『横になってな？』
「…はい、あ！朝ご飯の準備しましたので良かったら…食べて行って下さいね？」
『…は？』
思わず呆れた声が出た
側にあったテーブルには
本当に軽食が置いてあって
俺は空いた口が塞がらなかった
ベッドからすぐに降りて
Aの肩を掴むと
ベッドに座らせた
『病人が何してんの？』
「…え、でも…昨日よりはマシにっ」
『違うでしょ？病み上がりなんだから無理したらダメじゃん』
「…っ」
『気持ちは嬉しいけど…複雑だなっ』
Aに期間限定で付き合ってと
提案したら最初は悩んでいたAだったけど
最後は素直に受け入れてくれた
どんな関係でもいいから
側にいて1番であって欲しい
そんな考え方は今までの女性達と同じで
思わず笑ってしまったけど
素直に嬉しかった
俺もまだ本当の恋愛を知らない
だけどAとならそれを知れる気がする
だからこそ今まで以上に
敏感になるし不安になるし心配になる
きっとAにはわからないだろう
でもそれでも短い期間で
それをAに伝えなきゃいけない
伝えて同じに気持ちになってもらわなきゃいけない
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Nono(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます泣 更新がんばります！！ (2018年10月12日 13時) (
レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新とても楽しみに待っております^^ (2018年10月12日 9時) (レス) id: 96ec3bb179 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - さっちゃんさん» コメントありがとうございます泣 生き甲斐とか…もう感謝しかないです！！更新の励みになります！！ (2018年10月8日 12時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - Nonoさ〜んヽ(；▽；)ノもう堪らんです〜(泣)ドキドキしてニヤニヤして変人がここに← 毎日毎日楽しみで楽しみで（ ; ; ）私の生き甲斐です！(大袈裟)もう大好きです〜〜！！(><) (2018年10月7日 23時) (レス) id: 77a52bcd61 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - ちむちむさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年9月27日 19時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nono
| 作成日時：2018年9月22日 0時
