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金髪の男性と共に3年の教室にやって来たけど
教室にはもう人の気配すらなくて
ジョングク先輩がいる訳もなかった
「あ、あの…いないみたいですけど？」
「だね？なーんだ！いると思ったのに！」
「約束か何かされてたんですか？」
「いや？いきなり来たらビックリするかなって思ってね？」
肩を抱かれたまま
各教室を覗いて回る男性
ジョングク先輩の知り合い？
それとも友人？
「あ、あのー？」
「ん？」
「そろそろ…肩を…」
めちゃくちゃ言い出しにくかったけど
私は肩に回された腕を指差した
「あぁ〜ごめんごめん！」
「あ、いえ…」
男性はようやく離れてくれたけど
何故か今度は手をギュッと握られた
「…え？」
「俺が迷子になったら大変でしょ？」
「ま、迷子って…」
「それにキミ…なんか妹みたいで可愛いし！」
そういうと男性は大きな掌で
私の頭をわしゃわしゃと雑に撫でた
グラグラと揺れる頭
乱れた髪の毛を直すと
男性は「次、こっち！」と言って
色んな所を歩いて回った
「あ、ここ美術室じゃん」
「…っ」
男性と向かった先は美術室
ジョングク先輩の話を聞いたせいか
何故か美術室には抵抗があった
「知ってる？ジョングクってね？絵を描くのが上手なんだよ！」
「…そう、なんですか？」
「そうそう！確か…前に付き合ってた人も絵が得意って言ってたなぁ〜？」
「…」
男性の言葉に私は顔が強張った
ー ガラッ！
「あっ！」
「…っ！？」
『ヒョン、何してるんですか？』
いきなり美術室のドアが開いたと思ったら
ドアの向こうにはジョングク先輩が立っていて
驚いた顔で私と男性を交互に見つめていた
「わ！ビックリした！ジョングクここにいたのか！」
『じゃなくて、何してるんですかって聞いてます』
「サプライズ！」
『それと…手、離してもらえます？』
ジョングク先輩は
男性に繋がれていた私の手を掴むと
男性の腕を軽く叩いて引き離した
「何？なんか機嫌悪いじゃん？」
『ヒョンがいきなり来るからですよ』
「ヒョンがいきなり来ちゃダメなの？」
『ダメですよ。用があるなら連絡して下さい』
美術室から出て来たジョングク先輩は
自然と私を背に男性の前に立った
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Nono(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます泣 更新がんばります！！ (2018年10月12日 13時) (
レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新とても楽しみに待っております^^ (2018年10月12日 9時) (レス) id: 96ec3bb179 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - さっちゃんさん» コメントありがとうございます泣 生き甲斐とか…もう感謝しかないです！！更新の励みになります！！ (2018年10月8日 12時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - Nonoさ〜んヽ(；▽；)ノもう堪らんです〜(泣)ドキドキしてニヤニヤして変人がここに← 毎日毎日楽しみで楽しみで（ ; ; ）私の生き甲斐です！(大袈裟)もう大好きです〜〜！！(><) (2018年10月7日 23時) (レス) id: 77a52bcd61 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - ちむちむさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年9月27日 19時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nono
| 作成日時：2018年9月22日 0時
