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・
『Aさんいます？』
『あ、Aちゃん』
『Aちゃん』
翌日から何故かジョングク先輩に
付き纏われている私は
ジョングク先輩から自然と逃げていて
何だか今はあまり顔を合わせたくなかった
リホ「ねぇ、好かれてるんじゃないの？」
「そんな事ないよ…」
リホ「でも何かしらしたんじゃないの？朝からずっとAの事を探してるじゃん」
「…」
リホ「周りの女子も気にしてるよ？」
ジョングク先輩に執拗に声を掛けられるから
周りの女子生徒達も気にはしてるみたいで
それが返ってジョングク先輩のイメージに
傷を付けないか気にはしていた
「私に構う必要なんてないのに…」
放課後、すぐに今日は帰ろうと思い
手際良く身支度をして教室を出る
辺りをキョロキョロしながら
ジョングク先輩に会わないように
周りを気にしながらいつもとは違う方向から
下駄箱へと向かった
「…あ、」
渡り廊下を通ってる途中
下を見ると元彼と彼女が
楽しそうに手を繋いで歩いていて
それが視界に入った瞬間
胸がズキンッと音を立てたかのように痛んだ
私と付き合ってる時は
手を繋ごうともしなかった
寧ろ、外ではあまりスキンシップはせず
2人きりの時だけベタベタして来た
あまり私と付き合ってるって事を
周りに知られたくなかったのかな？
そう思ったらまた涙が出そうになって
思わず鼻を啜ってみた
すると急に視界が真っ暗になって
誰かに目隠しされている事に気が付いた
『また泣いてる』
「っ！？」
真っ暗になった視界から聞こえた声は
顔が見えなくてもジョングク先輩だってわかった
慌てて手を退けて振り返ると
ジョングク先輩は私が見ていた方を
ジッと見つめていた
『まだ気になる？』
「…っ、」
『じゃあ、俺と付き合おうか？』
「…え？」
『Aちゃんの気が紛れるまで俺が付き合ってあげるよ』
ジョングク先輩の言葉に
私は開いた口が塞がらなかった
ジョングク先輩は相変わらず
ポケットに手を入れて
無表情のまま首を傾げた
『俺じゃダメ？』
「え、いや…そのっ」
『あとさ…そんな露骨に避けないでよ』
「…っ！？」
『さすがに凹むから』
ゆっくりと近付いて来たジョングク先輩は
そっと私の頭を撫でた
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Nono(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます泣 更新がんばります！！ (2018年10月12日 13時) (
レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新とても楽しみに待っております^^ (2018年10月12日 9時) (レス) id: 96ec3bb179 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - さっちゃんさん» コメントありがとうございます泣 生き甲斐とか…もう感謝しかないです！！更新の励みになります！！ (2018年10月8日 12時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - Nonoさ〜んヽ(；▽；)ノもう堪らんです〜(泣)ドキドキしてニヤニヤして変人がここに← 毎日毎日楽しみで楽しみで（ ; ; ）私の生き甲斐です！(大袈裟)もう大好きです〜〜！！(><) (2018年10月7日 23時) (レス) id: 77a52bcd61 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - ちむちむさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年9月27日 19時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nono
| 作成日時：2018年9月22日 0時
