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私の風邪が移るかも知れないし
この提案は間違っていたかも知れない
「ごめんなさい…なんか変な事言ってっ」
『本当にいいの？』
「…え？」
『本当に一緒に寝ていいの？』
「え？あ、はい…先輩が良ければ…」
まさかの質問返しに
私は思わずそんな事を言ってしまった
するとジョングク先輩は
軽く溜め息を吐くと
着ていたカーディガンを脱いで
制服のネクタイを外すと
何も言わずにベッドに入って来た
『もっと努力しよう…』
「…え？」
『ううん』
背中を向けて横になるジョングク先輩
ボソッと呟かれた言葉に反応してみたけど
ジョングク先輩は言葉を続けなかった
仰向けでジョングク先輩の方を向いてた私も
体を動かして背中を向ける
ジョングク先輩が少しでも動くと
布団が動いてシーツが擦れる音がした
側に誰かがいる感覚は
何だか妙に落ち着いた
こんな事ならもっと早くに
こうしてれば良かったかな？とかって
思ってみたけど…
ジョングク先輩はどう思ってるんだろう？
『…Aちゃん？』
「…はい」
『まだ元彼くんの事は気になる？』
「…いちおは」
『そっか…』
「…？」
『俺さ…頑張るから』
「…はい」
『だからAちゃんも少しでも俺を意識してくれたら嬉しいな…』
「…はい」
『…っw』
私の困った返事にジョングク先輩が笑う
意識…か、
意識って何だろう？
好きになる努力って事かな？
『1週間だけでいいよ』
「…え？」
『恋人の試用期間』
「…1週間です、か？」
『うん、長い？』
「いえ、そんな事は…」
『今日から1週間…』
少し眠そうな鼻声で話すジョングク先輩
“ 1週間 ”
私達のこの関係はそれで終わり
長いような短いような
何とも言えない期間
「先輩？」
『ん？』
「無理して頑張るのは違いますからね？」
『え？』
私はゆっくりと体をジョングク先輩の方に向けて
白いYシャツが覗くジョングク先輩の背中に
ゆっくりと語りかけた
「好かれようと努力するのは悪い事じゃないけど…無理して私に合わせる必要はないので先輩は先輩らしくしていて下さい」
『…』
「ありのままの姿が見たいですから…って、なんか上からですみません」
そういうと振り返るジョングク先輩
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Nono(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます泣 更新がんばります！！ (2018年10月12日 13時) (
レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新とても楽しみに待っております^^ (2018年10月12日 9時) (レス) id: 96ec3bb179 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - さっちゃんさん» コメントありがとうございます泣 生き甲斐とか…もう感謝しかないです！！更新の励みになります！！ (2018年10月8日 12時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - Nonoさ〜んヽ(；▽；)ノもう堪らんです〜(泣)ドキドキしてニヤニヤして変人がここに← 毎日毎日楽しみで楽しみで（ ; ; ）私の生き甲斐です！(大袈裟)もう大好きです〜〜！！(><) (2018年10月7日 23時) (レス) id: 77a52bcd61 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - ちむちむさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年9月27日 19時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nono
| 作成日時：2018年9月22日 0時
