＋ようこそBTSworldへ＋Anoter story

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ー 数年後…




私は大学を無事に卒業して

社会人になったタイミングで

ジンさんにシェアハウスを出る話を持ち掛けた









JN「Aちゃんは相変わらず律儀だね？」




A「え？」




JN「別にテヒョンが引っ越した時に一緒に付いて行けば良かったのに」




A「いや、でもそれは…」




JN「わかってるよ？俺らに気を遣ってくれたんだよね？」









ジンさんは私の頭をポンポンと叩く

そんなジンさんも相変わらず優しいですよ？









JN「それで？いつ出るの？」




A「テヒョンさんが戻って来る来月を予定してます」




JN「あ、そうか！もう来月なんだね！時間が流れるのは早いなぁ〜」




A「ですねww」









そう、テヒョンさんは今海外にいます

シェフとしての実力向上の為に

海外に行く事にしたって

いきなり言われた時は

「またですか…；」って

正直、凹んだし哀しかったけど

それでもギリギリまで言わなかったのは

カウンドダウンをして欲しくなかったと言う

テヒョンさんの優しさだった









テヒョンさんが海外に行く事で

私が寂しがると思ってくれてたのか？

シェアハウスの皆さんが

色んな所に連れて行ってくれたり

1人にならないように

必ず誰かしらは家にいて

私の側に付いててくれた









何も誰も言わなかったけど

きっとそうするように声を掛けたのは

ジンさんなんじゃないかなって

勝手に思ってみたり…









海外に行っても

テヒョンさんはマメに連絡をくれて

向こうでの生活スタイルや

たまに愚痴も話してくれた









そんなテヒョンさんも

来月には帰って来ます。

長いようで短い海外研修

1年ちょっと振り？位に

テヒョンさんに会えるので

サプライズとして…

私はテヒョンさんに

シェアハウスを出る事は話してませんww









勿論、引っ越し先はテヒョンさんの家です

あれからシェアハウスとテヒョンさんの家の

往復が増えて私の洋服や雑貨類も

テヒョンさんの家に置かせてもらってるので

大掛かりな引っ越し作業はあまりないです









JN「テヒョンって彼女と長続きした事なんか一度もなかったからさ？Aちゃんの事は本気で好きだし…きちんと考えてるんだなぁ〜ってなんか感心してるよww」









そんな事を話すジンさんは

まるでテヒョンさんの親御さんのようで

少し微笑ましくも見えた




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