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テヒョンさんはいつも通りなのに
きっとこんなにドキドキしているのは
私だけなんじゃないかって思ったら
ちょっと寂しかったり…
経験のあるテヒョンさんと未経験の私
経験の有無なんか仕方ないし
どうにもならないってわかってるけど
テヒョンさんにとって
私は何番目なんだろう…
A「テ、テヒョンさんは…今まで何人の方とお付き合いしたんですか…?」
TH「そんなのどうでもいいから来いって」
A「…;」
テヒョンさんは私の腕を掴むと
グッと引っ張ったけど
私はグッと堪えた
TH「そんなに聞きたい訳?」
A「…それはッ;」
TH「別に言ってもいいけど、それでお前が悲しむのは嫌だ」
A「ッ、」
TH「聞く前から今にも泣きそうな顔してる奴に言えるかよ、」
テヒョンさんは少し強めな口調で言って来た
そんな言葉に私は言葉を詰まらせる
TH「後悔すんなよ?」
A「…ッ」
TH「俺は…」
A「や、やっぱりいいです!!」
言いかけたテヒョンさんの口を
思わず押さえてしまった
A「あ、ごめんなさい…;」
グッ
手を離した瞬間
テヒョンさんがまた私の腕を引っ張るから
今回ばかりはテヒョンさんに負けてしまい
気が付けばテヒョンさんの前に倒れ込んでいた
A「…ッ///」
TH「世話が焼ける」
テヒョンさんは私の首の下に
腕を伸ばして腕枕をしてくれたけど
近すぎて前が見れないです…///
思わず俯き手で顔を隠した
TH「A、顔上げて」
A「は、恥ずかしいです…///」
TH「何もしないから」
A「そんな事…言われても…」
TH「じゃ、あっち向いて」
A「え?」
テヒョンさんは私の肩を掴むと
体の向きを変える様にクルッと
壁側を向かせた
TH「これなら文句ないだろ?」
A「も、文句って…;」
TH「でもこれだけはさせて」
A「…ッ!!」
テヒョンさんは私の腰辺りから
腕を捻じ込んで来て
ギュッと強く抱きしめると
私の足の間に自分の足を入れて来た
俗に言う完全密着です←俗に言いません
TH「A…あったかい…」
A「…ッ///」
いつも以上にテヒョンさんの温もりを感じる故に
ベッドだし…夜だし…二人だし…
ど、どうしましょう…!
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ユイ(プロフ) - 最高すぎます。とてつもなく最高な作品だと思います!! (2018年6月8日 23時) (レス) id: 090f58ac5a (このIDを非表示/違反報告)
おおたけ - このお話を書いてくださって本当にありがとうございました!!たまたまこのサイトを見つけて本当に良かったと思っています。。。好きすぎて次の話に行くボタンを押す手を止められないほどです汗特に主人公がいい子すぎて、、、次の作品待ってます!応援してます!! (2018年2月21日 18時) (レス) id: df311ea70c (このIDを非表示/違反報告)
まななまる - ここまで読んできて正解でした。。すごく感動します(泣)ドキドキがすごくて、読むのが楽しかっです!次の作品も楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年11月12日 21時) (レス) id: 000918fc8e (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - お久し振りです(^^)完結おめでとうございます(ハートハート)泣いたり笑ったり感動です!ありがとうございました(嬉し涙)あ〜良かったです。 (2017年9月18日 7時) (レス) id: 1ec209df32 (このIDを非表示/違反報告)
チョンボ(プロフ) - 完結できて良かったですね!とっても良かったです!!どうなるのかドキドキしましたけど笑おめでとうございます!次のお話も期待してます!頑張ってください! (2017年7月23日 18時) (レス) id: 20f5dbc555 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nono | 作成日時:2016年12月31日 20時