＋ようこそBTSworldへ＋Anoter story

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寝室にテヒョンさんを置いて

私はシャワーをお借りした

シャワーを浴び終えて

テヒョンさんから借りた洋服に

袖を通したけれど…




やはりサイズが大きすぎて

袖は手が隠れてしまうし

ハーフパンツも腰紐を絞らないと

ズルズルと落ちて来てしまう程だった









だけどテヒョンさんの香りが

ダイレクトに体全体を包み込むから

何だか、変な気分になった

洗面所で髪の毛を乾かして

再び寝室に戻ると

テヒョンさんはベッドの上で

スヤスヤと寝息を立てて寝ていた









A「赤ちゃんみたい…」









薄暗い部屋に目が慣れて来ると

普段、中々見れないテヒョンさんの寝顔があって

私はまじまじと見つめてしまった

筋の通った高い鼻にキメ細かい肌

長い睫毛に綺麗なピンク色の唇が

微かに半開きになっていた









枕を抱えて寝ている姿は

まるで子供のようで

本当に可愛いかった









側にあった鞄から携帯を取り出して

私はカメラを起動させた

バレたら怒られそうだったけど

こんなチャンスは滅多にないと思い

寝ているテヒョンさんにカメラを向けて

ピントを合わせてシャッターを押した









カシャ！！









TH「…ッ」









予想外にもシャッター音が

あまりにも大きくて寝ていたテヒョンさんが

目を擦りながら起きてしまった









TH「…何してんの、」




A「え、いや…べ、別に；」




TH「今、なんか撮っただろ？」




A「え？な、何の事です…か？」









明らかに動揺してしまった私

ゆっくり起き上がって

後ろに隠していた携帯を取り上げられる









A「あ！！」




TH「…」









返して欲しくて手を伸ばすと

片手で取り押さえられる私←弱ッ

もう片方の手で私の携帯を操作するテヒョンさん









TH「なんだこれ、」









テヒョンさんが見せて来たのは

私がたった今撮ったテヒョンさんの寝顔








A「き、貴重な1枚なんで！消さないで下さい！黙って撮った事は謝ります！でもその写真はッ」




TH「別にこれからたくさん嫌って程に見れんじゃん…撮る必要あるか？」




A「え、」




TH「2人で住めば嫌って程に見れるだろ？だからそんな見たいなら早く俺の所に来ればいいのに」









テヒョンさんは写真を消す事なく

そんな事を言いながら

私に携帯を返してくれた




一緒に住めば…

見放題…なんですか？←そこ？




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