＋ようこそBTSworldへ＋Anoter story

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付き合ってからのテヒョンさんは

こうやって抱き締めてくれる事は多くなった

側にいても周りの人に何を言われても

常に私のどこかしらには触れてる









初めの内は恥ずかしかったものの

今は「甘えてるのかな？」とか「安心感？」って

勝手に解釈しながらそれが愛しくて

私もされるがままなのですが…









2人きりの時だと

少しだけテヒョンさんの様子が

普段とは変わるんです









TH「何を言われたのか知らないけど…気にする事ないから」




A「は、はい…///」




TH「A…」




A「…はい？」




TH「頭…撫でて、」




A「あ、あたm…」




TH「撫でて、」









私のお腹に埋めていた顔を

パッと上げて上目遣いで

私に頼み込む姿は

どっちが彼女なんだろうって位に

男性なのに思わず(…か、可愛い///)って

胸がキュンッてなってしまった









ゆっくり手を伸ばして

テヒョンさんの綺麗な髪の毛に触れる

あ、初めて…触った…

サラサラで柔らかで光に当たって

金色に光るテヒョンさんの髪の毛

指に絡めるとサラサラと指から解ける









TH「…A」




A「ッ、」









思わず綺麗な髪の毛に見惚れていると

テヒョンさんに名前を呼ばれて

ハッと我に帰った




テヒョンさんはゆっくり腰を上げると

私の肩を後ろから掴んで

片方の手で後頭部を支えて

私の唇に優しいキスをくれた









付き合ってからテヒョンさんは

本当に触れるだけのキスしかしない

それはきっとそういうのに慣れてない

私への気遣いなんだと思ってるけど…









テヒョンさんはそれでいいのかな…

なんかつまらないとか思ってないのかな？

いつか飽きられてしまったらどうしよう…









TH「A？」




A「え、」




TH「どっか具合悪い？」









鼻と鼻がぶつかる至近距離で

テヒョンさんが声を掛けて来た









A「え、いや…どこも…」




TH「…」









なんでそう思ったの？

そう言いたかったのに

喉の奥で突っかかり口まで出なくて

ゴクッと生唾を飲み込んだ









するとテヒョンさんは

私の肩に頭を乗せると

大きく溜め息をついて

私からスッと離れた




いきなり無くなるテヒョンさんの温もりに

思わず私はテヒョンさんの手を掴んでしまった

私から離れたテヒョンさんは

掴まれた手に酷く驚いた表情をしていた




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