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1人、テヒョンさんの部屋に残された私
ドサッとベッドに横になると
フワッとテヒョンさんの香りがして
私はシーツを思わず掴んでしまった
確かに…
もう会いたいです…
声が聞きたいですし…
顔が見たいですし…
名前を呼んで欲しいし
ギュッて抱き締めて欲しいです…
A「テヒョンさん…」
テヒョンさんの香りがするシーツに
顔を埋めてテヒョンさんの名前を呼ぶ
いつからこんなに自分が抑えられなくなったのか?
こんなにも自分の中で
テヒョンさんの存在が
大きくなっている事に
今更ながら気が付いてしまいました
携帯を取り出して
画面を見つめる
テヒョンさんから連絡なんか
引っ越しの途中だから来る訳ない…
元からマメに連絡なんかしない人だもん…
かと言って、私が送っても…
〜♪
A「え、」
TH《今、新居に着いた。これから荷物入れる》
テヒョンさんからメールが届いて
私は体を起こした
TH《家具とか前日に搬入してもらったから早く終わりそう》
TH《夕方には終わる》
A「いっぱいメール来る…」
まだ1通も返事なんかしてないのに
テヒョンさんからのメールは
鳴り止まなかった
逐一メールが届くので
向こうの様子が何となく想像出来た
TH《もう終わった。Aは何してる?》
A《お疲れ様でした。テヒョンさんの部屋でゴロゴロしてます。》
TH《何で、俺の部屋なんだよ。》
A《ちょっと寂しくなって》
ダメかな?と思いつつも
そんなメールを送ったら
メールではなくて
今度は電話が掛かって来た
A「も、もしもし…?」
TH《変なメール送んな、》
A「へ、変って…何が変なんですか?」
TH《…》
A「テヒョンさん?」
いきなり黙り込んでしまったテヒョンさん
顔が見えないから
どんな表情なのかもわからない
もしかして嫌がられた?
A「テ、テヒョンさnッ」
TH《俺も、》
A「はい?」
TH《俺もAがいなくて寂しいよ、》
A「ッ///」
顔から火が出るって
きっとこの事ですね、
寧ろ、顔からじゃなくて
私の場合は体全体から
火が出る程に真っ赤になって
恥ずかしいのに
嬉しくて「はいッ///」って
意味不明な返事をして
2人して笑った
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ユイ(プロフ) - 最高すぎます。とてつもなく最高な作品だと思います!! (2018年6月8日 23時) (レス) id: 090f58ac5a (このIDを非表示/違反報告)
おおたけ - このお話を書いてくださって本当にありがとうございました!!たまたまこのサイトを見つけて本当に良かったと思っています。。。好きすぎて次の話に行くボタンを押す手を止められないほどです汗特に主人公がいい子すぎて、、、次の作品待ってます!応援してます!! (2018年2月21日 18時) (レス) id: df311ea70c (このIDを非表示/違反報告)
まななまる - ここまで読んできて正解でした。。すごく感動します(泣)ドキドキがすごくて、読むのが楽しかっです!次の作品も楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年11月12日 21時) (レス) id: 000918fc8e (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - お久し振りです(^^)完結おめでとうございます(ハートハート)泣いたり笑ったり感動です!ありがとうございました(嬉し涙)あ〜良かったです。 (2017年9月18日 7時) (レス) id: 1ec209df32 (このIDを非表示/違反報告)
チョンボ(プロフ) - 完結できて良かったですね!とっても良かったです!!どうなるのかドキドキしましたけど笑おめでとうございます!次のお話も期待してます!頑張ってください! (2017年7月23日 18時) (レス) id: 20f5dbc555 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nono | 作成日時:2016年12月31日 20時