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19* ページ19






結局、あれからテヒョンさんは

何も言っては来なかった

時期ではないと言われると

私から聞く事も出来なかった









JK「で?仲直りしたの?」




A「わッ…ビックリした…;」









キッチンでボーッとしていると

いきなり真後ろからグクさんの声がして

手に持っていたカップを落としそうになった









JK「テヒョンの奴…ピリピリ感は無くなった気がしたけど?」




A「あ、はい…話しはしました…」




JK「ふーん?で?なんでそんな浮かない顔してんの?」




A「え、」




JK「納得してなさそうな顔してる」




A「それは…」









テヒョンさんと話しはしたけど

正直、きちんとした答えと言うよりは

上手く交わされてしまった感はあった

だけどテヒョンさんに自分の気持ちを言えたし

それをわかってもらえた上で

テヒョンさんは「待ってて」と言ったのだから

私はテヒョンさんを信じて待つしかない









JK「ふーん…」




A「だから…私はテヒョn」




TH「A」




A「?!」









グクさんと話していると

いきなり腕を掴まれて

その場から連れ出された

テヒョンさんが向かった先は

自分の部屋だった









バタンッ!









部屋に入ると強くドアを閉めたテヒョンさん

え、もしかして…

機嫌損ねた?

そんな事を思いながら

私はテヒョンさんの顔を見つめた









TH「…」




A「…テヒョンさん?」









黙ったまま何も言わないテヒョンさん

掴まれた腕にグッと力が入るのがわかった

ゆっくり近寄るテヒョンさん

後ろに一歩下がると背中に壁を感じた









TH「Aは…俺が好き?」




A「え?」




TH「答えて」




A「え、あ…はい…」




TH「…」




A「テヒョンさん?」









壁に押し付けられた私

ゆっくりテヒョンさんは

私の肩に頭を乗せた









TH「グクはダメ…」




A「え?」









か細い声で囁いたテヒョンさん

首筋辺りに生暖かさを感じると

小さな痛みと「チュッ…」と言う

湿った音が耳元でした









TH「…ごめん、」




A「え?テヒョンさん?」









私をギュッと抱き締めると

そそくさと部屋を出て行き

玄関に向かって足早に出て行った









何が何だかわからないまま

私はテヒョンさんの部屋から

玄関を見つめるしかなかった




20*→←18*



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作品ジャンル:タレント
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ユイ(プロフ) - 最高すぎます。とてつもなく最高な作品だと思います!! (2018年6月8日 23時) (レス) id: 090f58ac5a (このIDを非表示/違反報告)
おおたけ - このお話を書いてくださって本当にありがとうございました!!たまたまこのサイトを見つけて本当に良かったと思っています。。。好きすぎて次の話に行くボタンを押す手を止められないほどです汗特に主人公がいい子すぎて、、、次の作品待ってます!応援してます!! (2018年2月21日 18時) (レス) id: df311ea70c (このIDを非表示/違反報告)
まななまる - ここまで読んできて正解でした。。すごく感動します(泣)ドキドキがすごくて、読むのが楽しかっです!次の作品も楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年11月12日 21時) (レス) id: 000918fc8e (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - お久し振りです(^^)完結おめでとうございます(ハートハート)泣いたり笑ったり感動です!ありがとうございました(嬉し涙)あ〜良かったです。 (2017年9月18日 7時) (レス) id: 1ec209df32 (このIDを非表示/違反報告)
チョンボ(プロフ) - 完結できて良かったですね!とっても良かったです!!どうなるのかドキドキしましたけど笑おめでとうございます!次のお話も期待してます!頑張ってください! (2017年7月23日 18時) (レス) id: 20f5dbc555 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nono | 作成日時:2016年12月31日 20時

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