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TH「風邪引くから家に戻れ」
A「テヒョンさんは？」
TH「…俺はッ」
A「私、テヒョンさんと一緒じゃなきゃ帰りません」
TH「…」
私はテヒョンさんの手をギュッと握った
テヒョンさんは握られた手を見つめる
A「私、テヒョンさんに会えて…シェアハウスの皆さんに会えて良かったと思ってます」
TH「…」
A「最初は無理だと思いました…不安しかありませんでした…テヒョンさんなんか…特に怖かったです…；」
TH「…ッ」
言葉に出しながら
その時の事を思い出す
A「皆さんと過ごす時間は…私にとってかけがえのない物です…」
色んな事があって
たくさんの壁に当たって来たけど
それでも楽しかった事の方が多くて
だから嫌な思い出だって
今では良い思い出に上書きされてて
その中でもテヒョンさんとの時間は
私にとってすごく意味のある時間だった
A「どんなに冷たくされても拒まれても…私が諦めずにテヒョンさんと向き合おうって思ったのは決して同情とかじゃないです…」
もうあの時の怪我だって治ってるのに
未だに炊事の手伝いをしてくれる
やらなくていいのに手伝ってくれる
それはきっと優しさなんだと思う
A「テヒョンさんと過ごした時間は…私にとって大切です…」
遊園地でもらったクマのぬいぐるみ
別に来なくてもいいのに…
買ってくれなくてもいいのに…
頼んだ訳じゃないのに…
A「私にとって…テヒョンさんはッ」
ギュッ…
TH「好きだよ…Aが…」
A「…ッ！！」
話してる途中でいきなりテヒョンさんは
私を優しく抱きしめた
雨で冷たいはずの体はテヒョンさんの体温で
程よい温かさだった
TH「不安だった…俺でいいのかって…俺なんかでッて…」
A「私はッ…テヒョンさんが…いいんです…」
TH「ありがとう…」
A「それは…私のセリフです…」
ゆっくりと体が離れると
テヒョンさんは両手で優しく私の顔を包み込んだ
TH「…好き」
A「…泣」
TH「…笑」
クスッと笑ったテヒョンさんの顔が近づいて
私は自然と目を閉じた
こんな技どこで覚えたんだろう？
そして今ものすごく心臓が痛いです…大泣
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simkim(プロフ) - めっっっっちゃくちゃ面白くて一気読みしてしまいました！！！ (2017年8月4日 15時) (
レス) id: 530d764025 (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - アナザーストーリーがあったのですね(^_^)a早とちり！また読みます♪ (2017年7月22日 11時) (レス) id: 1b37ee11bf (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - はじめまして(^^)一気に完結まで読みました。ちょっと心が落ち込んでいるところでしたので、とても癒されました。もう少し仲の良いテヒョンカップル見たかったかな(^_^)aその後もいつかお願いします！良い作品ありがとうございました♪ (2017年7月22日 11時) (レス) id: 1b37ee11bf (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - ぐったんさん» コメありがとうございます^^ (2017年4月5日 19時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
ぐったん - とても面白かったです!!! (2017年4月5日 18時) (レス) id: 5cb429b928 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nono
| 作成日時：2016年12月4日 18時
