＋13 THside ページ13
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ー 数時間前…
絵里の顔が近付いて
絵里は自然と目を閉じた
俺はゆっくりと絵里の耳元に唇を寄せた
TH「もう俺に関わんな」
絵里「え、」
それだけ言って突き飛ばすように
絵里から離れてソファーから立ち上がる
TH「本当に鬱陶しい。いい加減にしろ。お前が頑張った所で俺は変わらない」
絵里「そんなの！わ、わからないじゃん！」
TH「本当に今更なんだよ。もう俺にとってお前は不必要な存在なんだよ。」
絵里「…やっぱり……あの子が好きなんだ…」
TH「は？」
絵里「Aが好きなんでしょ！？だから私の存在が邪魔なんでしょ！？」
TH「あぁ、そうかもな」
それだけ言って仕事に戻ったのに
絵里は飽きもせず俺の周りをチョロチョロした
買い出しにも無理矢理付いて来て
俺は一切、言葉を発しなかった
戻るとAがいて
すぐに絵里は俺に突っかかる
本当に諦めの悪い奴だ…
帰りもホソクがいないけど
店の前で待ってた
絵里は「諦めないから」とだけ言って
その場を去って行った
何でそこまでして俺にこだわるんだか…呆
・
・
・
A「え、絵里さんに…悪いです…；」
TH「は？」
歩くのが遅いから
手を引っ張ってやったら
いきなり手を払われこのセリフ
A「絵里さんときちんと向き合う事にしたなら私なんか気にしないで下さい…」
は、何だよ…絵里と向き合うって…
何言ってんだよ、こいつ…
いきなり俺の存在が邪魔になった？
…ジンさん？
TH「何だよそれ…」
A「ご、ごめnッ」
TH「あぁ〜そっか。ジンさんの彼女になったから馴れ馴れしくするとジンさんに申し訳ないって事だよな？」
A「え？」
何だよ、お前もそうやって簡単に突き離すのかよ
TH「ジンさんとの恋仲邪魔しちゃ悪いしな。勝手に1人でちんたら帰って来いよ」
A「え、ちょっと…」
TH「もう、お前なんか知らねぇ」
それだけ言い残して足早に家に向かった
途中、後ろを振り返って見たけど
Aはいなかった
お前だけは…
俺を見捨てないと思ってた…
お前だけは…
俺の側にいてくれると思ってた…
違うんだな…
他に男が出来たら…
お前も俺を鬱陶しく思うんだな…
所詮、女なんてそんなもんか…
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simkim(プロフ) - めっっっっちゃくちゃ面白くて一気読みしてしまいました！！！ (2017年8月4日 15時) (
レス) id: 530d764025 (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - アナザーストーリーがあったのですね(^_^)a早とちり！また読みます♪ (2017年7月22日 11時) (レス) id: 1b37ee11bf (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - はじめまして(^^)一気に完結まで読みました。ちょっと心が落ち込んでいるところでしたので、とても癒されました。もう少し仲の良いテヒョンカップル見たかったかな(^_^)aその後もいつかお願いします！良い作品ありがとうございました♪ (2017年7月22日 11時) (レス) id: 1b37ee11bf (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - ぐったんさん» コメありがとうございます^^ (2017年4月5日 19時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
ぐったん - とても面白かったです!!! (2017年4月5日 18時) (レス) id: 5cb429b928 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nono
| 作成日時：2016年12月4日 18時
