2＊強気な彼 by.ジョングク ページ17
・
信じられないと言っている貴方の態度の方が
私は信じられないわ…呆
確かに同じクラスでよく話すし
ジョングクの毒舌にも普通に返すけど…
かと言っても…親しき中にも礼儀ありでしょ？
JK「浮気されてるって知って付き合うってどんな気分ですか？」
A「…」
手をグーにしてマイクのように
私に差し出して来たジョングク
私はなんだか妙に楽しんでるジョングクが
すごい憎たらしくなって
手首を掴むとグイッと自分の方に引き寄せた
JK「お？何すんだ？」
ガブッ！！
JK「痛ッッてぇぇぇぇーーーー！！！！！！」
A「人の事からかい過ぎ…自業自得だよ」
JK「だからって…か、噛む事…」
私はジョングクの腕に思いっきり歯型を残した
涙目で噛まれた腕を擦るジョングクを見て
少しだけ気分が晴れた
A「今日はもう帰ろッ…」
JK「はッ！？」
ゆっくりと立ち上がって
スカートの裾を手で軽く払う
A「先生に調子悪くなって帰ったって言っといて」
JK「あ、おい！」
A「じゃ、また明日ねジョングク」
未だに噛まれた所を押さえて
痛みと格闘するジョングクに小さく手を振り
私は学校を後にした
家には帰らずに彼氏の家に向かった
いつもポストの中に鍵を入れて置いてくれる
いつでも私が出入り出来るようにって…
そう言われた時は素直に嬉しかった
だけどジョングクは…
― JK「それなら普通合鍵渡すだろ？どうせ別れた時の事とか考えて安全線引いたんじゃね？」
A「本当にあいつって…性格が歪んでる…」
ぶつぶつと小言を言いながら
ポストを開けると鍵がない
…あれ？
いつも入ってるのに…
もしかして帰って来てるの？
こんな昼前なのに？
不思議に思いながらも
彼氏の家に行きドアノブを捻ると
確かに鍵は開いていた
ゆっくりとドアを開けると
玄関先に彼氏の靴と女性の靴が
二足綺麗に並んでいた
A「…ッ」
心臓がばくばくとけたたましく鳴った
中に入って問い詰めればいいのに
その一歩が踏み出せなかった
どうする？
知らぬ振りして中に入る？
でももしかしたら…
そういうんじゃなくて…
なんか勧誘とか？そういう類の奴だったら？
現実がイマイチ受け入れられなくて
パニックになる私…
・
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Nono(プロフ) - まりえさん» コメありがとうございます！ロスだなんて…恐縮です！私の描くキャラは基本的には私の願望キャラなので他の方の作品に登場するキャラとは少し違うかも知れませんが…そこを楽しんで頂ければと思います^^ (2016年12月23日 0時) (
レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
まりえ(プロフ) - 早くも、”ようこそBTSworldへ”ロスになって、ののさんの作品一覧から読んでみたのですが…ののさんが書くキャラ、本当に大好きです！すっかりファンになってしまいました。特にグクのキャラが新鮮で面白かったです！これからもののさんの作品楽しみにしています！ (2016年12月22日 23時) (レス) id: bdd58cd624 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - 禾子さん» 初コメありがとうございます！胸キュンして頂けて光栄です！ありがとうございます！ (2016年12月4日 14時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
禾子(プロフ) - Nonoさん» 初コメです！ユンギペンなんですけどゆんぎの話で凄くキュンときました！これからも頑張ってください(ﾟ∀ﾟ) (2016年12月4日 12時) (レス) id: 1f29836d9e (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - Tomoさん» コメありがとうございます！まだまだ至らない点はあると思いますが…少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです！ (2016年12月4日 9時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nono
| 作成日時：2016年11月25日 17時
