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テヒョンさんとイヤホンを共有して
私の携帯に入っている音楽を聴いていた
歌詞のないメロディーだけの音楽だけど
私はそれが返って好きだった
テヒョンさんはつまらない曲と言ってたけど
普段、テヒョンさんはどんな曲を聴くんだろう？
そもそも…なんでベランダに来たのだろう？
気になる事はたくさんあったけれど
前回の失敗を見習って一度に聞く事はやめた
A「あの…テヒョンさん？」
TH「…？」
私が声を掛けると
少しだけ顔をこちらに向けてくれた
A「実は…私、テヒョンさんとホソクさんと同じレストランでバイト始める事にしたんです」
TH「…」
A「そ、それで…あの…こないだ来た…え、絵里さんも…その…汗」
テヒョンさんには言わない方が良いと思ったけど
やっぱり知らないのと知ってるのとなら
知ってる方が心の準備も出来ると思った
完全にお節介な事だとは思っていたけど
黙っているなんて私には出来なかった
A「え、絵里さんも…ホール担当でバイト始められたんです！余計な事かとは思いましたが…言った方がいいかなと思って…」
TH「…」
何も言わずに俯いたテヒョンさんは
小さく溜め息を溢すと
ゆっくりイヤホンを外した
A「テ、テヒョnッ」
TH「もう知ってる」
A「え、」
TH「てか、なんでお前がいちいち気にすんだよ」
A「あ、で…ですよね…すみません…」
気を悪くしたのか？
テヒョンさんはスッと立ち上がった
私はゆっくりテヒョンさんを見上げた
TH「あとすぐに謝るのやめろ。鬱陶しい」
A「え、」
TH「別に悪い事してねーんだから謝る必要ないだろ」
それだけ言うとテヒョンさんは
そそくさとベランダから出て行ってしまった
私はテヒョンさんの後を追うように
携帯をポケットにしまって
ベランダのドアを閉めてリビングに向かった
リビングに入るとキッチンで
洗い物をするテヒョンさん
謝る必要ないって言われたけど…
私、そんなに謝ってた？
無意識だから全然気付かなかった…
謝り過ぎるのも返って
相手の気分を悪くさせるんだ…
これからは気を付けなきゃ
TH「おい」
A「あ、はい！？」
テヒョンさんに呼ばれて
顔を上げるとテヒョンさんは
カウンターに何かを置いて
手でトントンッと叩いた
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Nono(プロフ) - かなさん» コメありがとうございます！ドキドキだなんて…恐れ入ります！これからもドキドキして頂けるよう更新がんばりますね！ (2016年12月1日 13時) (
レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - ほんっと更新されるたびに楽しみでドキドキですっ！これからも頑張って下さいっ！ (2016年12月1日 11時) (レス) id: e236c69e8b (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - 鹿子さん» コメありがとうございます！あ！ホビですね！そういうリクエスト有り難いです！泣 さっそく参考にさせて頂きます^^ (2016年11月29日 10時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
鹿子(プロフ) - やばい...やばいやばい！やばいです！！！キムテヒョンなに！？かっこいいじゃないですかっ！！！いやぁほんとにこのものがたり大好きですぅ...！！これからも応援してまつ！！ファイティン！！！(ほびがもっと見たいでつ...ごめんなさい...) (2016年11月29日 4時) (レス) id: 69c09b0389 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - まるさん» コメありがとうございます！まるさんの興奮具合がコメからもヒシヒシと伝わりますww今後のテテに期待して下さい^^ (2016年11月28日 13時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nono
| 作成日時：2016年11月4日 23時
