TRACK:86 ページ36
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コヌが部屋を出て行って
しばらく放心状態になる私
顔…ち、近かった…
前髪が私の鼻に微かに触れた気が…
…ッて!!私、何を思いに耽(ふけ)ってんだ!!
隠れるようにベッドに潜り
布団を口元まで手繰り寄せた
ベッドに横になると
幾分、体が楽になる感じがした
コンコンッ
A「はい?」
部屋をノックする音がして
私は体を起こした
部屋のドアが開いて入って来たのは
お盆を持ったセヨンだった
SY「コヌヒョンが薬飲ませろって」
そう言いながら私に近寄るセヨン
持っていたお盆の上には
水と風邪薬と体温計←またか
SY「コヌヒョンはAちゃんが素直になってくれないから軽食作れなんて言ったんだよ?なんで正直に言ってくれないの?」
そう言いながらセヨンは体温計を差し出す
私は受け取りたくなかったけど
セヨンは私の手に無理やり体温計を捻(ね)じ込ませた
SY「心配してるんだから」
A「わ、わかったよ…;」
素直に受け取って脇に挟むと
セヨンは少しだけ優しく微笑んだ
そしてベッドに寄り掛かりながら
体温計が終わるのを待っていた
ピピッ!!
SY「はい、消す前に見せて?」
A「じ、自分で見るからいいよ;」
SY「どうせ低く言って消しちゃうんだから信用ないよ!!貸して!!」
少しだけ不機嫌になるセヨンに
私は完全に諦めて素直にセヨンに体温計を渡した
SY「ほら〜〜37.8℃!!熱あるじゃん!!」
A「…ッ;」
SY「ほら、薬飲んで?」
セヨンは水の入ったコップと
風邪薬を2つ差し出してくれた
私はここまで来たら誤魔化しが効かないと思い
諦めて風邪薬を飲んだ
SY「よし、これでよし!!」
A「コヌくんは?」
SY「コヌヒョンなら…Aちゃんの作り途中の料理を作ってくれてるよ?」
A「え!コヌくん料理出来るの!?」
SY「うん、僕だって出来るよ!!」
A「そっか…」
あまりの驚きに良い返しが浮かばない…
てっきりアイドルは何も出来ないのかと…
SY「とりあえず!今日はゆっくり休んで風邪を早く治す事だな!!」
A「…はい」
SY「すっごい不満そうな顔wwww」
A「ちゃんと反省してるから」
SY「わかったわかったww」
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Nono(プロフ) - Miaさん» 今からボード確認して来ます!コメント来てるのに気付きませんでした!汗汗 (2016年5月1日 21時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
Mia(プロフ) - Nonoさん» 初めまして。ボードにコメントをした比喩の友人のMiaと申します。彼女は、本当に東方神起さんの兵役について詳しい事を知りたがっています。どうか、子供だからと思わず真剣に返信をしてやって下さい。お願い致します。では、長文失礼致しました。 (2016年5月1日 9時) (レス) id: d183526ec8 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - ぱぴさん» 米ありがとうございます!安定のおもしろさとか…感無量です!泣 更新がんばります! (2016年4月29日 21時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴ - 安定のおもしろさ//更新ファイティンです^^*コヌ君だいぶきになりますくドキドキ (2016年4月29日 1時) (レス) id: bda17a2a7f (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - ぱぴさん» 米ありがとうございます!チェジンの末っ子らしさを全面に出してみました!笑 (2016年4月11日 20時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nono | 作成日時:2016年4月3日 18時