＃MYgirl 【02】

TRACK：52 ページ2

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やっばい…泣きそう；

グッと堪えて落ちたビニール袋を手に取る

こないだはセヨンとコヌがいたから

何とも思わなかった…

なのに今は…すごい心細い…




― SY「でも一人は寂しいよ？」




セヨンの言葉が今ならわかる気がする

何かあった時に一人はキツイねww

こんな時に誰かに話すなんて…

そんな友人がいないなんて…

なんか私って…実はすごい哀しい奴だった？




元彼には散々言われるは…

意味不明に叩かれるは…

自分が哀しい奴だって事に気が付くは…

なんかすごい今日は悲惨な日だ…；

こんな事なら宿舎にいれば良かったな…




家に向かってトボトボ歩きながら

私は一人落ち込む

今更どうやって性格変えろって言うんだ…

寧ろ仕事のせいでこんなキツイ性格になったんだから




本当はもう少し物腰柔らかい感じだったんだから！！

仕事で色々任されてそれで動かないスタッフばっかりで

だからイライラして…




A「今更か…」




家に着いても食欲なんか湧かなくて

リビングでソファーに座ってボーっとテレビを見ている




A「全然楽しくない…」




時計を見てもまだ寝るには早くて

かと言って何もやる気が起きなくて…

あの子たちは今頃何をしているんだろう？

ご飯はきちんと食べただろうか？

洗濯物は言われたようにしているだろうか？

そんな事を考えてしまった




〜♪




そんな時、携帯にマネージャーさんから連絡が来た

私は徐に携帯を手に電話に出た




A「もしもし？」




≪あ、お休みの所…すみません；今、お時間平気ですか？≫




A「はい…何かありましたか？」




≪いや、その…ジュンキュがですね？Aさんと話がしたいって言いだして…≫




A「ジュンキュくんが？」




マネージャーさんの話す後ろでは

明らかにセヨンの声が聞こえて

相変わらず元気だなって思わず笑った




≪お礼が言いたいそうです；≫




A「そんな…大袈裟なww」




≪私も次来た時に言えばいいって言ったんですけどね…？あ、ちょっと！！≫




電話の向こうでガサガサッと音がしたと思うと

いきなり声のトーンが低くなりジュンキュだとすぐにわかった




JQ≪もしもし？≫




A「はい？体調はどう？」




JQ≪はい、良くなりました…ありがとうございます≫





A「いちいち言わなくてもいいのにww」




さっきまで寂しいと思っていたのに

何故だか今は笑えてる…




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