＃03 恋愛初心者

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YN「女性には優しく接してあげないと…ね？」




A「えッ///」




YC「は？」









ユノさんは首を傾げながら

私の目を見て話すから

ちょっと心臓が止まりかけた









でもこうやってスマートな所も

女性の事を考えてあげれる所も

やっぱりユノさんって…

本当に完璧としか言いようがない…









バシッ！！









A「痛ッ！！」





YN「ユチョン！！」




YC「ヘラヘラすんな気持ち悪い」









ユノさんに見惚れてたら

いきなり後頭部と叩かれた

後頭部を押さえながら

ユチョンさんの方を振り返ると

明らかに機嫌が悪そうな表情









YN「女性を叩くなんて信じられない！Aちゃん大丈夫だった？」





A「あ、はい///」




YC「…」









私の頭を撫でながら

ユノさんが心配してくれるから

なんか痛いなんか光の速さで消えてった









YC「もういい勝手にしろ」




A「は？え、ちょっとどこ行くんですか？！」




YC「お前に関係ねぇだろ？勝手に1人で帰れ」




A「は！？」




YN「ちょっと！ユチョン！」









それだけ言うとユチョンさんは

本当に1人でどこかに行ってしまった

お店の前に残された私とユノさん

私はどうしていいのかわからず

ただただ混乱していた









YN「…ッぷ」




A「え？」




YN「あははッ！いや、Aちゃん！本当にすごいよ！！」




A「え？す、すごい？な、何がですか？」




YN「あの、ユチョンがヤキモチ妬いてたよ！？」




A「ヤ、ヤキモチ！？」




YN「そっか〜ユチョンがね〜ふ〜ん…ww」









ユノさんはお腹を押さえながら

カウンターへと戻って行く

私は何が何だかわからないまま

ユノさんの後を付いて行き

さっきまでユチョンさんと座っていた席に座る









ユチョンさんがヤキモチって…

どこでそんな風に思ったんだろう…

だって！あれはどこからどう見たって！

単なる暴力でしかないのに！！

どこをどう見たらヤキモチに見えたんだろ？









YN「Aちゃん」




A「あ、はい！」




YN「ユチョンの事さ…嫌いにならないであげてくれる？」




A「え、」




YN「本当にただただ不器用なだけだからさ。嫌な思いもするかも知れないけど。ユチョンが素直になれてないだけだと思ってあげて？」









不器用？素直になれてない？

ユノさんは一体何を言ってるんだろう…




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