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飲み会から早2週間が経とうとしていた
あれからユチョンさんは本当に姿を現さなくなった
だから何だって話だし…
別に私にとっては好都合なのに
何でだか気にしてる自分が嫌だった
YH「Aちゃん?」
A「はい?」
YH「これ、奥のテーブルに」
A「あ、はい!」
いつもならカウンターに置かれたら
すぐに気が付いて言われる前に運ぶのに
今日は何だかこの調子…
それもこれも全部ユチョンさんのせいだ!!
飲み会後から友人達のユチョンさんネタは尽きず
また飲みに行きたい!なんて言い出すもんだから
とりあえず彼は忙しい人だからと
やんわりとお断りをした
そもそも彼じゃないし!
私はもっと優しくて気遣いが出来る
ユノさんのような…
そう、私の彼氏像はユノさんなんです…泣
YH「ん?どうしたの?」
A「え?」
YH「なんか顔に付いてた?」
A「あ!ご、ごめんなさい!違います!汗」
思わずユノさんに見入ってしまい
そんな私の視線に気が付いたユノさん
あまりにも恥ずかしくてユノさんから離れた所に
移動してお店の様子を見つめていた
カランッ
A「いらっしゃいま…せ…」
JJ「こんにちわ」
金髪で派手めの格好をした男性
この人って…確かユチョンさんの友人の…
ジェジュン?さん…だったような…
A「あ、えっと…2名…?」
JJ「え?」
この人がいるからユチョンさんもいるのかと思い
私は内心ハラハラしながら確認した
JJ「今日は1人だよ?」
A「え、あ…そうなんですね!カウンターの方が良いですか?」
JJ「あーうん、空いてる?」
A「はい、どうぞ」
ユチョンさんがいないと知って
ホッとしてるのに
何だかスッキリしない
何でだろう…
ジェジュンさんをカウンターに座らせる
ジェジュンさんに気が付いたユノさんが
すかさず声を掛けた
YH「こんにちわ」
JJ「どうも」
YH「今日はユチョンは?」
JJ「それについて聞きたい事があったんです」
YH「聞きたい事?」
別に気になる訳でもないし
わざと聞いてる訳でもないけど
会話が自ずと聞こえてしまった
JJ「最近ユチョンと全然連絡取れなくて困ってんですよね。何か知ってますか?」
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Nono(プロフ) - カズさん» 米ありがとうございます!マイネムから読んで頂いてるそうで嬉しいです!他にもバンタンの小説も書いてるので良かったら読んで見て下さい^^ (2016年10月28日 13時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
カズ(プロフ) - MYNAMEの小説の時から読ませてもらってます^^ 東方のお話も楽しすぎて、お世話になってます! (2016年10月28日 0時) (レス) id: 732b39cec4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nono | 作成日時:2016年8月29日 23時