11 YCside ページ11
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YC「要するにガキって事だろ?」
YH「言い方悪いね笑」
YC「ガキだって結局は同じだろ?」
YH「そうかな?ユチョンがそういう人しか知らないだけじゃないの?」
なんかサラッとバカにされたような言い方に
俺は少しだけムッと来た
YC「俺はガキなんかに興味ないんだよ」
YH「それはとても可哀想だね」
YC「…何が言いたいんだよ?」
YH「…別に?Aちゃんと一緒にいるとわかるよ〜」
ユノはそう言いながらカウンターの奥へと消えて行った
あんなガキといて何がわかるって言うんだ?
単なるめんどくさい奴じゃないか
昨日だって黙ってされれば良かったのに
純情ぶって泣いて怠いと思った
良い歳なのに経験ないとか
普通に地味だからだろ?
あんなの本気で誰が抱きたいと思うんだか…
JS「あ、ユチョンさん!こんにちわ!」
YC「…」
こいつもユノと同じ事を言うんだろうか…?
ペコッと挨拶をしてその場を去ろうとするジュンスを
俺は咄嗟(とっさ)に呼び止めた
YC「おい」
JS「え、あ…はい!?」
YC「お前さ?Aの事どう思ってんの?」
JS「え?」
YC「ユノはベタ褒めしてたけど…あれはあてにならない」
そういうとジュンスは少し考える素振りをした
やっぱり対して良い所なんかないんだ
考えないと出て来ないって事は魅力なんか何一つ…
JS「説明に困りますね」
YC「それは何もないからだろ?」
JS「いえ、その逆です」
YC「…は?」
JS「ん〜Aと行動すればわかります!」
YC「…は?」
JS「その人の事を知る時は聞くより一緒に行動すればすぐにわかりますよ!!」
それだけ言うとジュンスは「着替えて来ます!」と言って
足早にその場を去って行った
ユノと言いジュンスと言い
口裏合わせてんのか?と思う位に同じ事しか言わない
なんで俺がわざわざあいつと行動しなきゃいけないんだよ…
そこまでしてあいつの事は知りたくもないし興味もないけど
逆にそこまで言われると気にはなる…
YC「…」
あいつから送られて来たメールを読み返す
何の記号も絵文字も使わない
本当に女っ気のないメール
だけど…これが俺じゃなくて…
ユノとか好きな人だったら
また違ったメールなんだろうか?
ふと、そんな事を思ってしまった
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Nono(プロフ) - カズさん» 米ありがとうございます!マイネムから読んで頂いてるそうで嬉しいです!他にもバンタンの小説も書いてるので良かったら読んで見て下さい^^ (2016年10月28日 13時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
カズ(プロフ) - MYNAMEの小説の時から読ませてもらってます^^ 東方のお話も楽しすぎて、お世話になってます! (2016年10月28日 0時) (レス) id: 732b39cec4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nono | 作成日時:2016年8月29日 23時