GOING SVT 2 (ページ3)

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MG「、わっ…」

生放送の個人仕事の為に少し早く起きた。寝惚けたままリビングに行くとソファで何かが動いて慌てて口を塞いだ。口に手を当てたまま近付いて少し毛布を捲ると、部屋に運ばれたと思っていたノエルがいて、隣のソファにはウジヒョンが丸まってた。…いや、2人してここで寝たの？部屋行きなさいよ心臓に悪い。

「…だれ…？」

MG「何で部屋行かないの？ベッドで寝なよ」

「ミンギュ？あー…今日生放送の…おはよう…」

MG「うん、おはよう。シート替えるよ」

おお、全然目が開いてないじゃん。前髪を上げてぬるくなった冷却シートを剥がして新しいのを貼ると寝起きには冷たかったのかノエルの顔が歪んだ。そのままぐしゃぐしゃに頭を撫でたら更に顔が歪んでちょっとブサイクになった。

MG「体調はどう？」

「昨日よりは大丈夫。今日練習出るよ」

MG「…今日はやめといたら？」

「大丈夫。出るから」

MG「そう。ま、ヒョンたちが許したらね～」

WZ「ん…」

隣の塊がもぞもぞと動いた。慌ててノエルに向かってしー、と口に指を当てるとウジヒョンは寝返りを打って背中を向けてピタリと動かなくなった。

MG「さーて、そろそろ準備してくるわ」

「おー。行ってらっしゃい」

MG「なんかあったらヒョン起こしなー。しっかり寝とけよ」

「おー」

MG「…まぁ余裕あったら、本番死守してもいいよ」

「ふは、上から目線かよ。見るよ。」

毛布に埋まったままひらひらと手を振るノエルが目を瞑ったのを確認した。さぁ準備準備。マネヒョンの迎えが来ちゃう。