幸せになりたい！ (ページ19)

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女の子拾いましたページ19

ー岩田ー

今、まゆみちゅんとカラオケ中

SNSで流すか？

いや、いやないな

まゆみ「ちょっとなにブツブツいってるの？岩ちゃんも歌おうよ～」

あんたの事で悩んでんだよ

まゆみちゃんは、綺麗だけど、タイプじゃない
年も離れてるし

まぁ、俺がさそったんだし付き合ってるけど

とりあえず臣さんには話しとくかな

まゆみちゃんが歌い続けてる中

俺は、スマホで、臣さんに電話をかけた

プルルー

登坂「はい。岩ちゃん？どうした？」

岩田「今、女の子拾ったんだけど」

登坂「え？なに！？聞こえにくいんだけど」

俺は、外へ出てあらためて説明した

登坂「女の子？まさか誘拐？」

岩田「面白いこというね」

登坂「冗談だよ。(岩ちゃんにかぎって。)」

岩田「じゃあ、戻らないと彼女ご立腹だから。」

ツー

登坂「切れた。なんか尻にしかれた彼氏見たい笑」

まゆみ「何処いってたのよ～。早く歌ってよ。岩ちゃんの生歌聞きたい」

岩田「俺、パフォーマだけど、しかたない。歌うからには本気でうた歌う」

まゆみ「おお～。どこで負けず嫌いだしてんだか分かんないけど。」

歌いながら踊る岩田

まゆみ「あんたの本気はそんなもんかー。」

煽るまゆみ

ハアハア

まゆみ「お疲れ！」さっとハンカチを指しだすまゆみ。

(こういうとこはできる女なんだ。」

まゆみ「なに？だいたいいいたい事はわかるけど。」

岩田「俺さ、隠し事はしない主義なんだよね。臣さんに話したから。」

まゆみ「臣くんの！？」

臣さんときくや否や始めてみたテンションの高い彼女

岩田「くるわけないじゃん。臣さんさ、今気になってる人いるらしいよ。」

俺は、なにをいってるんだ

まゆみ「、、、そりゃいるでしょうね。」

彼女からは、素っ気なくそんな答えが帰ってきた
表情からはよみとれない

まゆみ「さあ、なんか食べよ。お腹空いた。勿論おごりでしょ？」

ニヤリと俺に微笑む彼女は、まるで悪魔のようだった