うさぎについて ページ11
ーボスー
長年探してた娘があれとは
モニターごしに見てたボスは首を項垂れる
バタバタ
つばきと、中村が帰ってきた
つばき「あー。あのうさぎって女ムカつく。」
バチ
Aと、中村の目が合った
ふいっと視線をそらすA
中村「はあ!?なんなんだよ。」
Aは、部屋に入った
A「本当なんなんだろ。これじゃまるでヤキモチやいてる見たいじゃない。」
ヤキモチ?
私があの子に?
えーん。えーん。
あれは幼い頃の私。
「Aまたいじめられたのか?」
呆れながら父さんは言った
父さんは私がまだ赤ちゃんだった時にかぁさんが亡くなったので私を一人で育ててくれた。
「Aお前は優しい子だ。だがな泣いてばかりいては強くなれないぞ。」
幼いA「どうして強くならなくちゃいけないの?」
「人は、守るべきものが必ずできる。その時、お前はどうする?」
私は、、、
A「夢?どうして今?」
コンコン
中村「おい、ちょっと出てこいよ。」
A「なんで?」
中村「さっきなんで目逸らしたんだよ。」
A「あ、あんたがうさぎちゃんとキスしてたから?」
中村「あれはあいつが勝手に。てかお前俺の事好きなの?」
A「はあ!?(なんてデリカシーのない男。)」
中村「俺は、やめとけ。」
そういって中村は何処かへ言ってしまった。
つばき「ふーん。」
A「どういうこと?」
バンといきなりドアが開いてつばきが入ってきた
つばき「倫也の事好きならさキスしてやれば。」
A(この人いきなり入ってきてなんなの?てかあの話本当なのかな?)
つばき「なによ。」
A(聞けない。あなたは魔女ですか?なんて)
A「どうして村に言ったの?」
つばき「別に。祭りだったから。」
A「そっか。そんな時期か。」
つばき「うちらの事なんてどうでもいいみたいよ。うさぎ、うさぎって。」
A「私、その子に会ったことあるような気するんだよね。」
つばき「どんな子か知ってんの?」
A「あっ!なんとなくね。(モニター越しに見てたなんていえない。)」
つばき「嘘下手だよね。モニターで見てたんでしょ。」
A「つばきちゃんって人が悪いよね。今更だけど。」
つばき「あんたに言われたくない。で!?うさぎの事思い出してよ。」
A「そんなこと
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作者名:tv82a | 作成日時:2018年12月24日 21時