ドロ刑

犯人はあなただ ページ16

ーAの家ー


係長「お邪魔します。まあ。素敵なお部屋ね。」


A「見えてるわよね。こいつらの事。」


係長「なあに。いきなり。」



A「もうしらばくれなくていいですよ。ネタは上がってんだから。」


宝塚(おっさん刑事みたいやな。)



係長「勿論見えてるし、聞こえてるわよ。私がみんなを殺したから。」


A「なんで？確かにこいつらクズで無能ですけど。」


左門(そんなはっきり言われたらムカっとくるな)


係長「意味なんてないわよ。これはゲームだもの。」


宝塚(なんやとこら。)


A「あんたもこの女にいいたい事あるでしょ。」



ずっと黙っている皇子山に問い正したら、口を開いた。


皇子山(やっぱり千里だったんだな。)


細面(知り合いだったんですね。)

係長は、黙ってる。


皇子山(はあ。ちーちゃん。変わらないな。)


係長「なあに。たーくん。」



宝塚(はあ？ちーちゃん、たーくんやて。)


皇子山(俺だけをやればいいだろ。)


係長「馬鹿ね。たーくん。」


A「痴話喧嘩ならよそでやってくれない？見てよ。鳥肌。私は、あんたを捕まえないといけない。だから、タイマンするよ。」



皇子山(タイマンってやめとけよ。ちーちゃんは)


係長「いいわよ。私が勝ったら残りの三人も殺すけど？」


A「いいよ。負けないから。」


そして、女の戦いが始まった

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