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気持ちのすれ違い ページ9

JUNE side
パフォーマンス中ですら俺は機嫌が悪かった。
用意してあげたスタッフ席に座ってるAを見て最初は安心してパフォーマンスできたけど、途中からさっきの男が隣でずっと話しかけてるのが見えて機嫌は悪かった。
俺のパフォーマンスなんて見ずに。

さっきわざわざお見送り来てくれたから許してあげようと思ったけどこれはちょっと……

最後のポーズでAを見ても、Aは別の男を見ていて、嫉妬心が爆発しそうだった。

スタッフ「お疲れ様でした!」

Lam「ありがとうございましたー」

楽屋に戻るとAも戻ってきていた。
なぜか目を見ることができない。



A side
ジョンファン優しくして下さるのはいいけど、おかげでJUNEのパフォーマンスほぼ見れなかった…
Lamのパフォーマンス見たいので!なんて、言えなくてずーっと話しかけて下さるジョンファンに応えるしかできなくて。

楽屋に戻ってきたJUNEを見て、側にいれる安心感が襲ってきた。

「JUっ……」

JUNE「ユキ、これ踊ってたら引っかかっきて…」

ユキ「見てたよー!サビで手に持ってて途中で投げたでしょ?(笑)ごめんね、ここ縫っておけばよかったかな?」

JUNEそんなこと起こってたんだ…
ユキが私よりJUNEのこと見てる。

JUNE「大丈夫。カメラ抜いてない時投げたから。」

ユキ「ナイス!って思って見てたから(笑)しかもそのあと私の方見てきたでしょ?」

JUNE「うん、見た(笑)怒ってないかなって思って」

KANAME「JUNEは本当に客席見る余裕があるのが羨ましいよ。俺はそんな余裕ないから。」

JUNE「俺も今日は余裕なかったけど?」

RIKU「そうでしたね、JUNE。」

KANAME「そーなの?」

RIKU「このアクセサリー取れましたもんね。投げつけたらよかったですかね?」

JUNE「お前も客席見れてるねー。」

RIKU「まあね(笑)」


JUNEがアクセサリー取れたことなんて全く気づいてなかったや。
あー、もっとちゃんと見たかったな。

マネージャー「この後インタビューあるから、衣装メイクはそのままで。メイク直しだけお願いしますー!」

三上「じゃあ汗ひいた人から順番に来て〜」

LEON、JUNE「はーい」

三上「2人とも本当に汗ひいた?はいはい、JUNEはAちゃんの方行って。」

JUNEが三上さんの方に行くなんて初めて見たことで少し動揺した。勝手に自分のところに来てくれるって思ってる方も自惚れだけど。

JUNE「…お願いしまーす」


ん?やっぱりなんか様子おかしい?

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設定タグ:芸能人 , 恋愛小説 , アイドル   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:sleeping beauty | 作成日時:2018年6月14日 23時

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