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一目惚れ ページ6

ジョンファンside

マネージャーのヒョンが新しいメイクさんを連れてきた。正直期待はしてなかった。今まで来たメイクさんは着飾って派手で苦手だったからだ。
ネットで話題の子だけど、写真にはあまり顔は写ってなかったし、どんな子かは分からない。

でも一目見た瞬間、


僕は恋に落ちた。


メイクの手際は今までの人たちとは比べ物にならないくらい速く、そしてその指先に僕の目は捉えられていた。

自分の番が回って来たとき、心臓がうるさくて動揺して本人を目の前にして可愛いですね。なんて言ってしまった。

この時ばかりは日本語の勉強をしたことをすごく良かったと思えた。

4人のメイクを終えるとAさんはふぅ、とため息をついた。

当たり前に疲れると思う。
Lamのメンバーに加えて、僕たち4人のメイクもしてくれてるからだ。

ジョンファン「ここ座りますか?」

「えっ、いや大丈夫ですよ!」

ジョンファン「座ってください。」

「じゃあお言葉に甘えて…」

僕の隣に座った彼女からはふわっといい香りがして、僕を刺激した。

「あまり座ってたら寝ちゃいそうです。」

最近忙しくてあまり寝てないのかな??
もうウトウトしてる。
首がコクリと落ちて、僕に寄りかかって来た。
正直体が硬直して、心臓の音がより一層速くなった。

マネージャー「ジョンファン、そろそろ帰ってもらわないと。」

ジョンファン「可愛いね。女の子って感じ。」

マネージャー「そうだな…」

ジョンファン「もう少しだけ寝かせてあげて?疲れてるみたい。」

マネージャー「わかった。でもそろそろ戻ってもらわないとLamの方から怒られるから。」

ジョンファン「わかりましたよー。」

でもあと少しだけ。
少しだけ僕の隣にいてください。

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設定タグ:芸能人 , 恋愛小説 , アイドル   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:sleeping beauty | 作成日時:2018年6月14日 23時

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