大好き ページ12
JUNE「これで全部着終わった??」
「うんっ、ユキに相談してみるね!わたしは黒が一番いいと思うけど。」
JUNE「はーい、ありがとう。」
「ううんっ。」
JUNE「じゃあ戻ろ。」
こんな神様がくれたチャンス逃すわけにはいかなかった。こんな風に2人きりになるのもいつぶり?ちゃんと愛を伝えなきゃ。
「JUNE?」
JUNE「ん?」
「……だいすき。」
JUNE「…どした?」
「大好きなの。」
JUNE「でも俺以外も見てる。」
「見てないっ」
JUNE「あー、あんまり意地悪すんのやめよ、俺がつらい。」
「ごめんね……?JUNEが一番だから。」
JUNEはドアにもたれてわたしを抱き締めてきた。
いつもより強く、少し嫉妬が混ざってる感じがした。
JUNE「ひさしぶりな感じする。」
「ほんとだね。忙しくてなかなかぎゅーしてもらえなかった。」
JUNEの方を見ると、JUNEはわたしの首筋に手を回して引き寄せてきた。
唇が重なった時、久しぶりの感覚に体が熱くなった。
しばらくの間熱く唇を重ねて、わたしはまっすぐ立ってられないほどになってしまった。
JUNE「俺の印。」
首筋の見える位置にくっきりと付けられたJUNEの印。
鏡に映るそれを見てわたしは嬉しい気持ちになるのを感じて、わたしがどんどんJUNEという沼に落ちてることが手に取れるようにわかった。
JUNE「……上手に付けれた。」
嬉しそうににっこりするJUNEを見ると、愛おしくてたまらない。
「あのねっ……」
JUNE「ん?」
「わたしはねっ、JUNEのものなのっ。」
JUNE「??急にどした?」
「JUNEはわたしのものだしっ、わたしはJUNEのものなのっ。」
JUNE「なんで泣いてんの?笑」
「…うぅっ…」
JUNE「そんなの言わなくてもAは誰にも渡さないから。」
「だってぇ…今日のJUNE氷みたいだったんだもん…」
JUNE「氷みたい?」
「冷たかった…….」
JUNE「そんな風に言わないで、もう後悔してるから。」
「でもわたしが悪かったしっ…ごめんねっ」
JUNE「そんだけ俺嫉妬深いってことだから。覚えといてね?痛い目合うよ?」
コンコンコン…
ガチャ
ユキ「まだーー??遅いよっ…あ。」
「あ、ご、ごめん!今戻ろうとしてたとこなの!」
ユキ「こーんなとこでイチャイチャしてたんだあ…」
JUNE「俺は戻ろうって言ったよ?こいつが。」
ユキ「うわっ、A〜っ!」
「ち、ちがうよお!!!」
JUNE「大好きって言って誘ってきた。」
「ちょっとJUNEっ…///」
ユキ「いやらしっ。笑」
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:sleeping beauty | 作成日時:2018年6月14日 23時