24.推し活 ページ24
この日の私には、どうしても譲れないものがあった。
公式から、スタートが平日の12:00からと発表があった時には絶望したけど、山守にもやるように約束したからひとまず2枚は確定だとして。
そこに追加して、友達に布教であげる用も絶対に確保しなくてはならない……。
「先生！！！ お願いします！！！」
先生「だめだって！！どんな理由があろうとだめだ」
「そこをなんとか！！！ 5分、いや、1分でいいんです！！私に時間を下さい！！」
先生「1分なら確かに誤差…いや、だめだ！！ これを許したらなんだかダメな気がする！！」
「せんせえーーーー… 成績あげますからー絶対今度のテストは85点以上とりますからーー！！だから…ね…お願いします！！！」
先生「はあ………わかったよ…日頃お前にはクラスの馬鹿なヤツ助けて貰ってるからな…今日の授業の時だけは1分だけ開始おくらせてやる」
「やったーーーーー！！！！ ありがとうございます！！頑張ります！！」
クラスメイトには、え、あの子あんなテンション高い子だっけ……みたいな顔をされた気がするが、そんなことはもはやどうでもいい。
今の私には、その1分より大事なものはない。
涼夏「で？？ なんで先生に12:01〜授業してくださいなんて頼んでたの？」
「そんなの……IDOLiSH7の野外ライブのチケット発売が今日の12:00〜だからに決まってるじゃん…！！！」
涼夏「またアイナナかー。大雨降ったときにたまたまテレビ映ってたもんね。アイドル好きな友達もハマってたもんなー」
「たまたまなんかじゃないよ！ IDOLiSH7のみんなが、運転再開まで時間つぶしに楽しんでいってね！って続けてたの！ おかげで私も予定あったけど生のアイナナ見れたし…！」
涼夏「へー、そうだったんだ。すごいね、あんな雨の中やろうなんて」
「そうでしょー！ライブ行こうよ、ね！！」
涼夏「そんなの聞かされたらなーー！ うーーん……わかった！ 行く！！」
「やったー！ きっと涼夏もハマるよ！」
涼夏「いや、私の心はいつもTRIGGERと共にあるから」
八乙女社長と会った帰り、車の中で公式SNSを開いたらまだやってると言うから、急いで見に行った。
新曲のJoker Flag、いい曲だったな。
陸君息上がってたから、体調崩してないといいけど。
IDOLiSH7も頑張ってるし、私も頑張らなきゃ
今日からは、アイドルとしても動き始めるんだ。
……たとえ、どんなに怖くても…………
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津々里 捺貴(プロフ) - たかめいさん» ありがとうございますー！！頑張ります！！！！ (2020年4月2日 2時) (
レス) id: d056fe19a8 (このIDを非表示/違反報告)
たかめい(プロフ) - この作品とっても好きです！これからも更新頑張ってください！ (2020年4月2日 0時) (レス) id: 651a3f3b57 (このIDを非表示/違反報告)
津々里 捺貴(プロフ) - 気付いたら10000hit…ありがとうございます！更新まばらで申し訳ない！ (2020年3月19日 17時) (レス) id: d056fe19a8 (このIDを非表示/違反報告)
津々里 捺貴(プロフ) - 1000hitありがとうございます！ (2020年2月28日 1時) (レス) id: d056fe19a8 (このIDを非表示/違反報告)
津々里 捺貴(プロフ) - あまりにもアイナナでるの遅いですけど、出ますから！！！安心してのんびりお待ちいただければ！！！ (2020年2月21日 23時) (レス) id: d056fe19a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：津々里 捺貴 | 作成日時：2020年2月14日 3時
