21.見学 ページ21
「あーーもう！！担任に捕まらなければ着替えられたのに！！！制服で一般人感丸出しだよ！！」
山守「大丈夫、大丈夫！！ どう見ても高校生か大学生なのに、社長の風格出しすぎてもちょっと怖いですから！！ ほら！着きましたよ！行ってらっしゃい！」
「ありがとう！行ってきます！！」
TRIGGERの歌番組収録当日。
前から早退する連絡はしていたはずなのに、何故か担任に捕まってしまって、言われていた時間ギリギリにスタジオに到着。
受付で名乗り、関係者のネームを貰って、とにかくTRIGGERのいる楽屋に走る。
通りかかりの人達の視線、こんなところで独り占めしたくはなかった。
姉鷺「ちょ、ちょっとあなた！ 大丈夫？！」
「だ、大丈夫です……。すみません、遅れてしまって！！」
姉鷺「大丈夫よ、まだ約束の15分前だし！！ ほら、水飲みなさい」
「ありがとうございます。お言葉に甘えて…」
TRIGGERのマネージャー、姉鷺さんが楽屋の前で待っていてくれた。
こんなに水が美味しいと思ったの生まれて初めてかもしれない…。
「もう復活しました！ 大丈夫です、ご迷惑おかけして申し訳ございません…」
姉鷺「復活早いわね…やっぱり若いからかしら…やだ、お肌もすべs…」
「え？？」
姉鷺「ｳﾞｯヴンッ……なんでもないわ」
楽「なあ、今日って……ああ、来たのか」
楽屋から八乙女さんが出てきた。
八乙女社長と会ってからまだ数日しか経っていないから、DNAというものは本当に凄いなどという思考が頭をよぎる。
「おはようございます、八乙女さん。本日はお世話になります。社長にも、どうぞよろしくお伝え下さい」
楽「まあ俺たちは別にあんたになにかしてやれるわけじゃないけどな」
姉鷺「廊下だと邪魔になるから、続きは楽屋で。ね？」
そう諭され、楽屋に入れてもらう。
中では九条さんと十さんが奥の座敷に座っていた。
流石、アイドルはいつでもカッコイイな……
「先日は収録でもお世話になりました。本日は社長として、TRIGGERの皆さんの見学をさせていただきます。よろしくお願いします」
まずは挨拶！と、すぐに頭を下げる。
天「アイドルとして、じゃないんだ」
「え？」
天「アイドル、またなるんでしょう？」
「…アイドルは、社長としての決断ですから」
天「ふーん。生半可な気持ちでは厳しいって分かってるだろうにね」
龍之介「て、天！ よ、よろしくね、Aさん！」
「…よろしくお願いします。皆さん」
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津々里 捺貴(プロフ) - たかめいさん» ありがとうございますー！！頑張ります！！！！ (2020年4月2日 2時) (
レス) id: d056fe19a8 (このIDを非表示/違反報告)
たかめい(プロフ) - この作品とっても好きです！これからも更新頑張ってください！ (2020年4月2日 0時) (レス) id: 651a3f3b57 (このIDを非表示/違反報告)
津々里 捺貴(プロフ) - 気付いたら10000hit…ありがとうございます！更新まばらで申し訳ない！ (2020年3月19日 17時) (レス) id: d056fe19a8 (このIDを非表示/違反報告)
津々里 捺貴(プロフ) - 1000hitありがとうございます！ (2020年2月28日 1時) (レス) id: d056fe19a8 (このIDを非表示/違反報告)
津々里 捺貴(プロフ) - あまりにもアイナナでるの遅いですけど、出ますから！！！安心してのんびりお待ちいただければ！！！ (2020年2月21日 23時) (レス) id: d056fe19a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：津々里 捺貴 | 作成日時：2020年2月14日 3時
