2.アイドル ページ2
あの日の夜は、感情が高ぶって全然寝付けなかった。
次の日の朝、検索履歴がアイドルについてのことばかりだったくらいには、身体も心も彼らの魅力に惹き付けられてしまった。
「IDOLiSH7…………すごかったなあ……」
学校に向かう途中、友達との会話が途切れたタイミングで思わず言葉が零れた。
涼夏「あいどりっしゅせぶん…？なにそれ？」
「あ、えっと……昨日涼夏と分かれたあとにね、ほら、近くにLIVE会場あるのわかる？ あそこで初ライブだったアイドルなんだけど…」
涼夏「普段そもそもテレビ見ないAがアイドルに興味持つなんて…！そんなにカッコイイ人なの？」
「えっと、7人のグループなんだけど…カッコイイと言うより、凄いキラキラしてて、なんていうか…綺麗…の方が近いかな…？」
思わず口ずさんでしまうような、耳に残るメロディとリズム。
そこに彼ら7人の個性豊かな声が混ざりあって、彼らにしか出せない音楽になる。
そして、音楽に負けないくらいに魅力的な彼ら。
1番の友達である涼夏にはどうしても話を聞いて欲しくて、昨日の出来事を全て話した。
涼夏はアイドルが大好きで、連日様々なアイドルのLIVEに行くほどだった。
涼夏「Aがそんなに誰かにハマるなんて初めてじゃない…？今まではむしろ避けてるくらいだったのに…」
「うん……初めて……。」
涼夏「Aの家って芸能事務所だよね？コネとかで会えたりしないの？」
「家とは関係ないもん。両親もそっちにかかりっきりで、私一人暮らしみたいなものだし。 それに、なにか業界の方で手伝いがあったとしても会う確率なんてほとんどないんだから…」
とかなんとか言っていたのに。
この状況は一体…なに？
「ちょっと待ってよ、お父さん！私がマネージャー代理として現場に付き添えとかどういうこと？！」
秋冶「本当にすまないと思ってる！！ おまえが業界にもう関わりたくないのも、ちゃんとわかっているつもりだ！！ だけど！！ 人手がどーーーーしても足りないんだぁ………！ 頼む！！今回だけだから！！」
「前に新しいマネージャーさん入ったっていってたよね？！ その人はどうしたの！」
秋冶「ええっっ、、とお……………。なんだったっけな…、寿退社？いや、急に本当にやりたいことが見つかった…？とか…で…………」
「要するにすぐ辞めちゃったのね！！！ ……もう……本当に今回だけだからね…？」
秋冶「ああ……ありがとう……」
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津々里 捺貴(プロフ) - たかめいさん» ありがとうございますー！！頑張ります！！！！ (2020年4月2日 2時) (
レス) id: d056fe19a8 (このIDを非表示/違反報告)
たかめい(プロフ) - この作品とっても好きです！これからも更新頑張ってください！ (2020年4月2日 0時) (レス) id: 651a3f3b57 (このIDを非表示/違反報告)
津々里 捺貴(プロフ) - 気付いたら10000hit…ありがとうございます！更新まばらで申し訳ない！ (2020年3月19日 17時) (レス) id: d056fe19a8 (このIDを非表示/違反報告)
津々里 捺貴(プロフ) - 1000hitありがとうございます！ (2020年2月28日 1時) (レス) id: d056fe19a8 (このIDを非表示/違反報告)
津々里 捺貴(プロフ) - あまりにもアイナナでるの遅いですけど、出ますから！！！安心してのんびりお待ちいただければ！！！ (2020年2月21日 23時) (レス) id: d056fe19a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：津々里 捺貴 | 作成日時：2020年2月14日 3時
