第三話〜朝3〜 ページ7
その写真たてには、僕とどこかで見たことあるような人が二人、僕を囲んでいる写真が入っていた。
その瞬間、僕の頭の中にとある記憶が流れてきた。
迫りくる炎の中、僕は必死に叫んでいた。
「お母さん、お父さん、どこにいるの」
その時後ろから声がした。
「ここよ!」
後ろを見ると、そこには倒れてきた木の下敷きになってしまっている女の人と、それを助けようとしている男の人がいた。
写真たてに映っていた二人だった。
女の人は言った。
「あなただけでも早く逃げなさい、勝馬ー」
そうだ。
この女の人と男の人は、僕が爆発事故で失っていた両親だったのだ。
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澤城音 - 冬の陽炎さんに更新したと聞きました。続き、まだかなぁ〜って思っています。続きは、確かに難しいですね頑張れ!応援してます。 (2019年3月28日 20時) (レス) id: 362a2f1aca (このIDを非表示/違反報告)
冬の陽炎 - https://uranai.nosv.org/comment/hide_confirm.php?id=6d9ec807fc&bid=a9783c231ca9568c9842d0a90bceddcc&kid=b19df97ab7648a4b5807f5e58ac2476e&url=novel/tuzimua 頑張れ! (2019年3月25日 18時) (レス) id: 8a30bd9812 (このIDを非表示/違反報告)
死の国のアリス - 頑張って下さい!応援してます (2018年11月11日 16時) (レス) id: 6d9ec807fc (このIDを非表示/違反報告)
夜の陽炎 - 冬の陽炎さん» 脅迫メールワロタww (2018年11月5日 15時) (レス) id: 6d9ec807fc (このIDを非表示/違反報告)
夜の陽炎 - カイガさん» ありがとう!がんばるね (2018年11月4日 5時) (レス) id: 6d9ec807fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜の陽炎 | 作成日時:2018年7月17日 21時