No.35 ページ36
masaya side
つぎは、明治後半。
俺は、前世の記憶を持ったままだった。
Aは、その時も、俺のそばで育って、
俺たちはまた、婚約した。
今度こそは、絶対に守る。
俺たちの子を宿していたAから、ほとんど離れないで過ごした。
そう、決めていたはずだったのに、
ほんの一瞬。
俺が少し、買い物に出掛けただけで、
帰ってきたときには、
お腹の子もろとも、斬られていた。
その日は、6月28日。
また、雨の日だった。
なんで、Aばっかり、
なんで、俺らばっかりなんやろ。
そのあとの人生は、多分、つまらない終わり方だったんだろう、
全く、覚えていなかった。
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Yuna.H - キノコさん» 見てくださってありがとうございます!!頑張って更新しますので、待っていただけると嬉しいです!! (2021年12月11日 23時) (
レス) id: 239f069ea4 (このIDを非表示/違反報告)
キノコ - いやぁー 今回も良かったですねぇ〜 次の更新楽しみにさせてもらいます (2021年12月11日 22時) (レス) @page22 id: a8f9acdfe0 (このIDを非表示/違反報告)
Yuna.H - キノコさん» ありがとうございます!!頑張ります! (2021年12月7日 22時) (レス) id: 239f069ea4 (このIDを非表示/違反報告)
キノコ - なんか伏線がありそう 次も楽しみにしてます (2021年12月7日 17時) (レス) @page21 id: a8f9acdfe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuna.H | 作成日時：2021年11月6日 23時
