４話 お兄ちゃんと私 ページ5
人々にギルドの場所を聞いて探す事、数十分
ようやくギルドを見つけた。
『お兄ちゃん、居るのでしょうか？』
そんな事を思いつつ私はギルドに入った。
「ギィ〜 」
扉がそんな音を立てながら開く
「「「凄いよアンタ！/ネェちゃん天才か！？/ヤッベェ！」」」
『うっるさ、、、』
ねぇ、何でアンタらはもっと静かに出来ないの？
そんな事よりお兄ちゃん探そ。
辺りをキョロキョロ見回すと、人だかりの中心の近くに居た
『お兄ちゃん！！！』
私が大きな声を出すと一斉に皆が振り向く、ッハ？私は「お兄ちゃん」って言ったの
誰もアンタの事なんか読んでねーよ。
そんな言葉を飲み込んで、私はお兄ちゃんに歩み寄る
『やっと見つけた！会いたかったぁ〜！』
そのまま、私はお兄ちゃんの胸にダイブする
カズマ「っぅおわ！おい、A！その抱きつく癖やめろよ！」
『えへへ〜、だって〜、寂しかったんだもん！』
あ〜、もう二度とお兄ちゃんを抱きしめられないかと思った〜。
『っあ！お兄ちゃん！』
カズマ「ん？何だ？」
『き、昨日はごめ、なさい。』
カズマ「何だそんな事か、もう気にしなくて良いぞ、あれは俺も悪かったし。」
『ありがとう！お兄ちゃん大好き〜！』
そう言ってお兄ちゃんに頭をグリグリと押し付ける
はぁ〜、お兄ちゃんから良い匂いするわぁ〜。
そんな事を思って堪能してたら、、、
？「ねぇ、カズマさん、この子誰？」
それは何とも美人な全体的に青い女の人がいた。
カズマ「ぁあ、此奴はA、俺の妹だ。A、こっちはアクアだ。」
アクア「へぇ〜、そうなの？よろしくA！」
誰、この女？もしかしてお兄ちゃんの彼女！？う〜ん、見てくれは良し！
でも、性格は？何か変な癖は？周りからの評価は？家事は全般できる？
それかr「ん〜、しっかしカズマとAってあんまし似てないわねぇ？」
ーブチッ！！！ー
カズマ「っお、おい！速くAに謝れ！！」
アクア「え〜、何でy 「ダァアッン！！！」 、、、っへ？」
カズマは頭を抱えた
そう、そこには、、、
『もう一度、言ってくれます？』
床に穴を空けて立っているニコニコ笑顔なAが居た。
５話 やっちゃった☆→←３話 駆け出し冒険者の街「アクセル」！
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作者名：彼岸鬼 | 作成日時：2018年3月1日 19時
