雨。ar ページ9
俺は、今はいのちゃんを見たくなくて次の授業を屋上でサボッた。
本来なら入れないが、やぶちゃんが生徒会長のおかげて入れてる。
屋上でも俺が気に入っている、あんまり日に当たらなくて見えない場所に俺はうずくまった。
さっきのことを思い出すと胸が痛くて、涙がでて、吐き気がする。
___別にいのちゃんに彼氏がいるってこと、男同士のことが嫌な訳じゃない。
でも吐き気がしてしばらくはうずくまっていた。
「うぇ…げほっ、おぇ」
吐いてはないけど、吐き気がする。
もどかしい気持ちの時にひかがきた。
「うわっ!大ちゃんかよ…って、顔色わっる。保健室いこ。」
気持ち悪くて立てないということを伝えたいが、口をひらいてでるのは吐き気だけ。
「うっ……おぇ、ぐぇ…げほっ」
「立てないか…?ちょっと気持ち悪いかもしれんけどごめんな。」
ひかが軽々と俺を抱っこして保健室まで運ぶ。
生憎先生は出張なのでひかがついてくれた。
「ぐ…ひが…ぎもぢわ¨るい¨」
「可哀想に…どうしたの?」
吐き気が収まってひかにさっきの話しをする。
「いのちゃんが電話しに行って、予鈴がなるから呼びに行ったらさ。彼氏っぽい人と喋ってて。別にいいんだけど、吐き気がしちゃって。」
「そっか…気分よくなった?先生いないから早退はできないけど…」
「もう大丈夫!有 岡大貴復活!なんちゃってね。」
「ふふ。教室戻りなよ。そろそろ6時間目だからね。」
「ありがと、ひか。」
修正しました
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美鈴(プロフ) - 和香(わか)さん» ありがとうございます!更新がんばります。 (2018年11月4日 18時) (レス) id: 1a688288fb (このIDを非表示/違反報告)
和香(わか)(プロフ) - いいと思いますよ。 更新頑張って下さい! (2018年11月4日 16時) (レス) id: d00ba15efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みすず | 作成日時:2018年6月22日 18時