雨。ar ページ7
「もぅ、俺お腹空いた。みんな早く食べようよ。」
「そだなー」「おー」
いのちゃんの発言で各々(おのおの)ご飯を食べ始める。
ひかは手作り弁当、やぶちゃんは毎日ひかに作ってもらってる弁当。
いのちゃんは誰が作ったか知らないけど、手作り弁当。
俺はさっき買ったパン。
「大ちゃんまたオムライスパン?」
「そういうやぶちゃんこそ、ひかの手作り弁当じゃん。」
「ちょ、大ちゃんいのちゃんの前で変なこと言わないで…」
「えー?ひかる恥ずかしいの?」
やぶちゃんとひかがイチャつき始めちゃったから、俺はいのちゃんと喋る。
「いのちゃんどこから来たの?」
「東京だよ。」
「へー。俺何げに東京行ったことないんだよね。」
「そーなんだ。別に来なくても人生送れるから大丈夫だよ。」
「テキトーだな…」
「まぁまぁ。それよりあの二人、付き合ってんの?」
「うん。俺今まであの二人がああなったら、一人で飯食ってるのと同じだったかんね?」
「あはは、想像できるわ。」
「ひでぇ。」
…距離、近すぎやしませんかねぇ。
いのちゃんの吐息がかかるんですが。
まじドキドキすんだけど。
「ひか、やぶちゃん。せっかくいのちゃん連れてきたんだから喋りなよ!転校生って人気高いんだぞ!」
ドキドキして心臓破裂しそうだったから邪魔してやった。
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美鈴(プロフ) - 和香(わか)さん» ありがとうございます!更新がんばります。 (2018年11月4日 18時) (レス) id: 1a688288fb (このIDを非表示/違反報告)
和香(わか)(プロフ) - いいと思いますよ。 更新頑張って下さい! (2018年11月4日 16時) (レス) id: d00ba15efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みすず | 作成日時:2018年6月22日 18時