ほのかに/そらちぃ ページ40
窓の縁にまだ髪が濡れた後ろ姿が見える。
冬も終わりに近づき日差しに春の訪れを感じた。
疲れた時は彼女は決まって窓辺に座る。
同じように隣に腰をおろすとまだ冬を感じさせる冷たい風が頬を撫でる。
風呂から上がってすぐにここに座っていたため、まだ乾ききっていない髪をとくと指の間をすり抜けて微かにシャンプーの香りがした。
まばたきをして少しだけ微笑んだ顔を俺に向ける。
「あったかいね」
「うん」
小さな白い手が服の裾を握った。
黒い髪が鼻先をくすぐって背中に手が回る。
「そら」
「うん」
「隣来てくれてうれしい」
「今日は素直だね」
「珍しいでしょ」
「とても」
肩に乗った頭の感覚、日差しが当たって時折風に揺らされる髪、
彼女の全部が好きだと思う。
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黒蝶舞夜 - 桐崎栄二君と妹さんとの取り合いってできますか…？できるならお願いします！ (2017年3月22日 6時) (
レス) id: e11ce2b783 (このIDを非表示/違反報告)
つゆ(プロフ) - 黄色さん» 遅くなってごめんなさい！書いてみました！かんたくんサイドですが良い感じに書けたと思います(？) (2017年3月13日 17時) (レス) id: a62b1469fd (このIDを非表示/違反報告)
黄色 - 水溜りボンドはいけますか？シチュエーションは彼女が熱出して一緒に病院行くっていうやつで。寛太君でお願いします。 (2017年3月12日 13時) (レス) id: 136afa95e4 (このIDを非表示/違反報告)
つゆ(プロフ) - suzuさん» ありがとうございます、そう言ってもらえると嬉しいです！ (2017年3月7日 7時) (レス) id: a62b1469fd (このIDを非表示/違反報告)
suzu(プロフ) - はじめまして！いつも楽しませてもらってます！ジョージのお話が個人的に大好きです。これからも頑張ってください！ (2017年3月7日 0時) (レス) id: 2e43b98772 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つゆ | 作成日時：2016年9月25日 14時
