治くんはヤンデレを通り越してやべぇやつだった件 《太宰治》

私と悩み事 ページ35

注文した料理も届き、色んな話しをしながらお酒を楽しく飲んでいる今





中也くんからとある話題へ______。













「なァ、1つ聞いていいか」









『？なに…？』









「最近、身の回りでおかしな事はねェか？」








身の回りでおかしなこと…？







んー………








『特にないと思うけど……、どうして？』








急に真面目な話しに切り替わったけど、一体どういう意味なのかな







「いや、深い意味はねぇよ。なんつーか…悩み事とかあるなら聞いてやるぜ？」









あぁなるほど！そういうことね！






何かあると思っちゃったじゃん！








『悩み事かぁ…そうだなぁ………、あ。』










「あンのか！？」









『まぁ悩み事と言うかなんと言うか……』










「言ってみろよ」



















『恋人がヤンデレなんだけど、どうすればいいかな…？』



















「･･･････････････は？」

















『恋人がヤンデレなんだけど、どうすればいいかな…？』













「いや2回言わなくても聞こえてるわッ！！」










『重要な事は何度も言わないとっ！』










「………つーか恋人いたのかよ」









『いないとは言った記憶ないよ』










「…たしかにそうだけどよォ、、アンタの恋人はこの事知ってンのか？」









『………。』









いや知らないと思う







言ってないし








「言ってねェのか…？」










『…うん。』









「……で、その恋人の何が気に入らねぇンだよ」










言い方だよね






気に入らないとは言ってないのに！














『別に気に入らないとは言ってないでしょ！…その、今日夢を見たの、、恋人に監 禁される夢……』











すると中也くんは少しだけ眉をひそめた









「監 禁って……、、、たかが夢だろ？」









たしかに夢だけど、とっても信憑性がある夢だった







それに治くんならあり得る










本当はあんまり言いたくはないけど、少しだけなら言ってもいいよね…？












『あのね、実は_________________________』

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