ルフィの物語ツー？「また、俺？ってか、シャンクスの女かよ」【ONEPIECE】 (ページ30)

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３日間ページ30

たしぎによって守られた麦わらの一味は、無事に王宮に運び込まれ、ＶＩＰ待遇で丁寧な手当てを受け、ビナー以外のメンバーは動きまわれるようになっていた

そして、ようやく３日後にビナーが眠りから覚めた

船長の目覚めを機に、アラバスタ王国を救った英雄達の歓迎会が始まった。イガラムとそっくりのイガラムの妻で王宮の給仕一筋３０年のテラコッタさんは、ビナーの胃袋に負けないよう、腕によりをかけた大量のアラバスタ料理を盛大に出し続けた。
戦いで血を流した上に、3日も食べていなかったビナーの食欲は留まることを知らない。

貴「なぁ、お母さんは？」

ナ「ビナーとこの国を守って」

言いながら涙を流した

ビナーは大体のことは分かっていた

貴「母さんは死んだ！」

そう言うと麦わらの一味や皆は黙っていた

ビビ「お父様、あたし達も探しましょう！！この国を救ってくれた人よ！！」

「勿論だとも！！ビナーちゃん、大丈夫！きっと母親は見つかる」

と彼女に優しく言葉を言ったのだった

ビナーは涙ぐんで頷いた

一向に探しても見つからずに諦めていた。

砂漠の国アラバスタでは雨期にしか使わない宮殿自慢の大浴場を、特別に麦わら一行の為に使用し、国王自ら案内した。

「ありがとう」

王が人に頭を下げてはなりませんと心配するイガラムに王は言う。

「イガラムよ、権威とは衣の上から着るものだ。だがここは風呂場。肌の王などいるものか。私は一人の父として、この土地に住む民として、心より礼を言いたい。どうもありがとう。」