ルフィの物語ツー？「また、俺？ってか、シャンクスの女かよ」【ONEPIECE】 (ページ25)

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ビナーは、流砂からかろうじて首を出して生きていたが、そこから這い上がる気力も体力も残ってはおらず、力尽きるのを待つだけだった。
ビナーの頭をかすめるのは、クロコダイルの「海賊の格が違う」「ユバは死ぬ」の言葉、そしてその言葉通り、何もできない自分。

その流砂からビナーを助け出したのは、クロコダイルの片腕のニコ・ロビンと呼ばれた女だった。

女は瀕死のビナーに尋ねた。

ニコ「なぜ戦うの？Ｄの名を持つあなた達よ」

【さぁな】

女はビナーに麦わら帽子を渡した

貴「お母さん頼む！」

【はいよー！また会おうぜ、ニコ・ロビン】

お互い笑って彼女は娘を抱えアルバーナまで向かった

貴「お母さん、いつか父さんに会わしてや」

と言うと雪舟はニッと笑った

------アルバーナの決戦まであと5時間。

アルバーナの前に、危機を迎えたのがユバの町だった。
結局、ビナーはユバを守ることが出来なかった。
ユバの町では、トトが一人で、かつてない巨大砂嵐に立ち向かっていた。

トト「何度でも何度でも来てみるがいい砂嵐！！ユバは決して砂には負けやせんぞ！！」

-------決戦まであと１時間。

麦わらの一味は、カルー達の助けを得て最後の行程をつき進む。いざ、アルバーナへ！！！
アルバーナでは、国王軍が反乱軍を迎え撃つ準備を、バロックワークスは、ビビを含めた麦わらの一味を迎え撃つ準備を進めていた。