願いを(おついち) ページ22
僕は野良猫。よく病院の前で昼寝している。優しい人がご飯をくれて感謝しています♪よくみんなに「頭が良いね」って言われる。人の言葉がわかるし、何を思っているかもわかる。
毎日この道を通るAちゃん。今日もどこに行くのかな。お腹がへっていなくても付いて行くよ。僕はAちゃんの足に絡むようにして擦り寄った。
「二ャ〜!!」
『何?ご飯欲しいの?今ご飯がないからダメだよ〜。ごめんね、明日は持って来るから』
違う。一緒にいたいだけ。どんなに話ても出てくるのは猫の鳴き声だけだった。
『付いて来きちゃだめだって』
困りはてたAちゃん。仕方ないから諦めた。
それにしても暇すぎるな。毎日同じことの繰り返し。はぁ、Aちゃんは何してるのかな。僕が人間だったら。
人間になりたい。
こんなに強く願っても人間にはなれない。わかってはいるけど、願わずにはいられなかった。来世は人間になれるかな?
夕方。Aが歩ってくるのが見えた。Aちゃんの隣で歩いているのは、たまに見かける人。僕はAちゃん目掛けて走る。
「二ャ〜」
『あ、猫だ。ずっと病院にいたの?』
笑顔で言う。
「この猫病院で飼われてんじゃないの!?」
笑いながら言う人。
隣の奴はほっといて、Aちゃんに話かける。
『ごめんね、明日ご飯持って来るから』
今朝と同じこと言うAちゃん。
Aちゃんが帰った後、僕は病院の前でソワソワしていた。また明日か〜。待ちきれないな。
たまに物置小屋のドアが開いている。僕はその物置小屋に入った。僕は、たまにここで寝てるんだよね。
しばらくすると
ガラガラ
っと音がした。もしやと思いドアに向かうと
(なんてことだ。閉まっている)
何度も鳴いたが、誰にも届かず明日を迎えた。
--------
今日はあの猫は居ないな。ご飯持って来たのに
帰りにあげようかな と思いバックにしまう。
でも、帰りも居なかった。
(どこに行ったんだろう)
「二ャ〜」
どこからか鳴き声が聞こえた。でも何処で鳴いてるのかわからなかった。
この後
この日を機に、猫の姿は見なくなった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
私の昔の話です。後半話作っちゃいましたけどww
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tuyoidaro11(プロフ) - mikumikuさん» ちゃんと書けてるか心配ですが(^^;書くの遅くてすいませんww (2018年8月14日 2時) (
レス) id: ad2f28044c (このIDを非表示/違反報告)
mikumiku(プロフ) - ありがとうございます！もうおついちさんが、弟者さんが、兄者さんが…あぁ(←語彙力)本当にありがとうございます！ (2018年8月14日 2時) (レス) id: 6dad293648 (このIDを非表示/違反報告)
tuyoidaro11(プロフ) - mikumikuさん» ありがとうございます(^^)頑張りますb (2018年8月12日 18時) (レス) id: ad2f28044c (このIDを非表示/違反報告)
mikumiku(プロフ) - ありがとうございます！あと文章下手じゃないですよ〜自信持ってください！楽しみにしてますね！ (2018年8月12日 4時) (レス) id: 6dad293648 (このIDを非表示/違反報告)
tuyoidaro11(プロフ) - mikumikuさん» 本当ですかΣ(ﾟωﾟ)文章下手でもよければですが、リク受け付けます(^^) (2018年8月10日 21時) (レス) id: ad2f28044c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒揚羽（アゲハ） | 作成日時：2018年7月28日 4時
