薄桜鬼 貴方に出会うーpart３ー

どうして？ 千鶴side- ページ5

裏通りから表通りに出ると、
土方さんはあたりを確認しながら足を止めた。

千鶴：....あの、土方さん？

私は率直な疑問を口にする。

千鶴：どうして大通りに出たんですか？
土方：臆病風に吹かすような連中は、目立つことしか頭にねぇって相場が決まってるんだよ。
千鶴：.....え？

言葉の意味がよくわからないくて
私が首を傾げた時

音もなく、唐突に山崎さんが現れた

千鶴：山崎さん....！ご無事だったんですね！

よかった、、、。
どこも怪我はしていないみたい。

ほっと胸をなでおろす私に
山崎さんは一度だけ視線を向けた。

でも、すぐに土方さんの方へ向き直る。

山崎：池田屋の件は、既にお聞き及びかと思います。自分は会津藩と所司代へも通達を行うよう山南総長より促されておりましたがーー。

彼の言葉に土方さんは、あっさり頷いた。

土方：だろうな。....次の指示は追って出す。山崎くんはひとまず俺に同行してくれ

そして、凛とした声が言い放つ。

土方：腰の重てぇ役人どもへは、新選組の副長が直々に挨拶しておく。

涼やかな瞳の奥を
怒りに似たものがちらついた。

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作者：いやー土方さんかっこいいねぇ

土方：褒めても何もでねぇぞ

作者：知ってます。

土方：それじゃあ、次回を楽しみにしててくれよ

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